MEMOSHIN

カルメラのピアニスト、パクシンによる日々の出来事をパクシン目線で見たブログ

お芝居というものに出ます

明日からsarava東京にて

 

カミナリフラッシュバックス×艶ポリス 年忘れ企画

「私はそうは思わない!〜けどそう思うって人がいるならそうかもね」

 

に出演します!お芝居です!演劇です!!!

 

お芝居します!!!そしてピアノも弾きます

 

 

良かったら見に来てください。

 

 

SARAVAH東京 | 2017.12.05 SCHEDULE - 【ご予約満席/ソールドアウト】カミナリフラッシュバックス × 艶∞ポリス年忘れ企画「私はそうは思わない!~けどそう思うって言う人がいるならそうなのかもね~」

 

 

今日、お稽古が終わって家帰ってゆっくりブログ書こうと思ったら、お芝居共演のお姉さん達に連れ回された、、、、熱いお芝居のおはなしをたくさん聞かせて頂いてます。

 

エンタメってほんとに奥が深い!!!

 

 

よろしくおねがいします!

 

 

PlayStation®︎ Awards 2017に参加してきました

昨日、グランドプリンスホテル新高輪にて開催された『PlayStation®︎ Awards 2017』に参加してきました。

「参加してきました」と、さもゲーム業界関係者かのような物言いをしていますが、僕の職業はミュージシャン。ということで、会に参列したわけでも何かを受賞したわけでもなく、このパーティーを盛り上げるべく、オフィシャルバンドとして参加して参りました。

バンドメンバー7名にサポートミュージシャンを4名加えた11人編成という大所帯ビッグバンドサウンドだったんですけど、どんな感じで演奏してたのかってのは言葉では説明しにくいです。この日の模様がYouTubeライブで放送されていて、アーカイブも残っているので、こちらご覧くださいませ。

 

みんなで語ろう!「今年の1本」!PlayStation® Awards 2017 - YouTube

 

途中から演奏あんまり聴こえねぇw

でもそれも、聴こえ辛いための演奏というか、スピーチされる方のBGM演奏という役割もあったんです。発表を盛り上げたり、BGMになったりと、演出に華をつける役割をさせて頂きました。

 

この日は朝からリハーサルをして長い一日だったんですけど、感想を一言。

 

 

 


ゲームしてぇぇぇえええ!!!

 

 

 


とにかくゲームしたい!めっちゃゲームしたくなった!!

 

何!何!?PS4のソフトめちゃくちゃ面白そうなのいっぱいあるやん!!

 

あれもやりたい!これもやりたい!あっ!これも面白そう!!!!


と、演奏しながらもずっと楽しそうなゲームに心惹かれてました。あっもちろん演奏はちゃんと心込めてしました。

僕はゲームといえばRPGばかりで、その中でもドラクエとFFぐらいしかやりません。でも、それでもどのタイトルもめちゃくちゃ楽しそうで興味湧きまくり。


そして、この日はドラクエとFFがどちらもプラチナムプライズという賞をとっていたんです!

DQ11FF15


でね!


これ、考えてみると結構凄いんじゃないかと。


DQとFFというRPGの双璧が、どちらもナンバリングタイトルでPlayStationというハードで、同じ年にこうやって表彰されてるって結構なことなんじゃないかと!!!!ないかと!!!!!


いや〜そう考えるとやっぱ興奮。


そして何より、堀井雄二さんの受賞スピーチが鳥肌でした。感謝の言葉を述べたスピーチの締めに

 


「人生はRPGです」

 

 

っていう名言。


出たー!!!うわ〜これマジ名言やなぁ〜この人が言うからこそ重みがあって遊び心もある!もう鳥肌!!!

って思ってたら、演奏終わってバックヤードに戻ると他のメンバーも口を揃えて


「名言きけた!鳥肌〜!」


ってなってた。そらそうか。ドラクエ通ってきた男子なら誰にとっても名言やし、堀井雄二さんは昔からみんなの憧れの人。

こんな素晴らしい授賞式に演奏で関われて、そして間接的にでも堀井さんと関われてほんとに嬉しかった。この日マジチョベリグやった。

もうね、盛りに盛ったところをさらに盛るとこう言っていいんちゃうかなぁ。

 


俺、堀井雄二のバックバンドやったことあんねん

 

 

あかん?あかんかな!?

 


そもそも堀井さんボーカリストでもミュージシャンでもないけど!でもでも!「バックバンド」って言葉だけで見ると「後ろのバンド」やん。それ、、、

 

 

俺らやん!!!

 

俺ら堀井さんの後ろにおったやん!!それはもうあれやん!!俺たち、、、

 

 

 

 

堀井雄二のバックバンドやん!!!

 

 

 

うわー。もう世間の人が認めてくれなくても、俺の心の中で思っとくわ〜。

「俺は堀井雄二のバックバンドやった」

って思っとくわ〜。一瞬だけやけど。ほんのひとときやったけど!あの幸せな時間は!

あぁ。。でも伝えたかったな。叶うことなら

ドラゴンクエスト11、本当に本当に楽しかったです!ありがとうございます!」


って伝えたかった。


ドラゴンクエストを世に生み出して、そして新しいタイトルを作り続けてくれてありがとうございます」


って言いたかった。叶うことなら。

 

同じ気持ちの人は世の中にたくさんいてると思う。ドラゴンクエストに限らず、自分が遊んで楽しかった作品。それを作った人に対して「この作品を世に生み出してくれてありがとう!」って思う気持ちはみんなあると思うし、できる事なら直接伝えたいぐらい、それぐらいめちゃくちゃハマってるし楽しませてもらってます!マジでありがとうございます!って思ってるゲームユーザーってたくさんいてると思う。

 

PlayStation®︎ Awardの中で、賞をとって登壇しスピーチをした製作者の方々はどなたも、ユーザーと協力してくれた人たちへ感謝を述べて、次もまたこれ以上に楽しく遊べるゲームを作るという気持ちを語ってらした。それを後ろで見てると「僕たちを楽しませてくれてありがとう」という気持ちはちゃんと伝わってるんだなぁと思えた。

 

そして何より、PlayStationに関わる人たちがより多くの人たちを楽しませたい、楽しんでもらいたい!という気持ちに溢れまくってるのがヒシヒシと痛いぐらいに伝わってきた。


そう。この会場には、世の中の人たちをより楽しませようと努力し続けてきて、その結果を残した人たちばかりが集まってる。なんや、、、ここ、、、、めちゃくちゃ素敵な空間やん。。。

 

そう思うとより一層、演奏に身が入りました。


フィールドは違えども、エンターテイメントというくくりでは同じ。通ずるものがたくさんあるし、なにより勉強になることがたくさんあった場でした。


パーティー終了後にはなんと盛田厚プレジデントと写真を一緒に撮って頂きました。腰が低くて穏やかで、感動でした。

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この日のメンバー総勢11名。

 f:id:pakshin:20171201214730j:image

 

というわけで、御察しの通り興奮し過ぎでテンション高くなってますが、それ程に良い一日だった、、、

 

人生がRPGやったら俺いまどの辺なんやろ。そろそろメラぐらいは出せても良い気がするし宝箱いっぱい開けたいし色んなお姉さんにパフパフして欲しい。

でも良いねん。そんなんできなくても。

だって俺

 

 

 

堀井雄二のバックバンドやったから。

 

 

 

ただ後ろにいて演奏してたってだけやけど…

 

 

ミーハー過ぎると言われれば何も否定はしないです。 僕ミーハーです。


以上、パクシンでした!つぎは月曜日。皆様良い週末を! 

ダメな先輩

 
先輩というものはいつまでたっても先輩です。
 
その人との人間関係のスタートが先輩後輩としての関係でスタートしたなら、死ぬまでずっと先輩は先輩。そして僕はずっと後輩。そう思っています。
 
一口に先輩後輩と言っても、その中で育まれる関係性や接し方は色々あるので、先輩に対して「チャース!!○○さん!お疲れ様です!!」みたいな感じでずっと接して行くぜって訳ではなく、先輩に対してのリスペクトを持って接していきたい。そんな感じ。
 
 
 
僕のリスペクトする先輩の中に、田中先輩という人がいます。
 
この人との出会いは、大学に入学し、胸ワクワクと軽音楽部に入部した時です。僕は初々しい何も知らない、無垢な大学一回生。その時に田中先輩は3回目の三回生でした。そう、彼は人呼んで「3回目の三回生、田中」でした。そのまんまやけど。でも当時は
 
 
 
通り名が韻を踏んでるだと….!!!しかも情けない!!!
 
 
 
と思ったもんです。
 
 
しかし、初対面のイメージとは裏腹に、彼のサックスの腕前は当時から輝いていて、全部員たちの尊敬の的でした。音楽的にも色々なことに精通していて、学生ながらも当時組んでいたバンドで大阪のクラブイベントで夜な夜なライブをしていたし、CDもリリースしていて、一地方大学の軽音楽部というちっぽけなところからこんな活躍してる人が出るということは、部員たちにとって相当な刺激を与えていました。
 
ただ、私生活はダメダメ。そして破天荒。破天荒でダメダメ過ぎて、それがめちゃくちゃ面白い。夜中の部室の出入りは禁止されていたんですが、田中先輩はよく深夜の部室で酒を飲んでグダグダしていました。よくほかの先輩たちも集まっては酒盛りしていたんですけど、みんなで田中先輩の過去のダメ過ぎるエピソードを肴に飲むのが楽し過ぎて、僕はそんな空間が結構好きでした。田中先輩はいつもみんなの中心にいました。
 
 
一見ダメダメに見えるけど、優しくて音楽的に頼りになってサックスが素晴らしい
 
 
これが田中先輩という人間かなと。
 
 
そんな先輩は、卒業することなく”放校”という形で大学を去り、上京しました。それを聞いた時は心底驚いたもんです。
 
 
 
 
 
 
 
放校って….ナニ!!?初めて聞いた!!!!ナニ!?放校って!!
 
 
 
 
 
この”放校”の漢字の持つパワー強過ぎるやろ。。
”校”から”放たれる"ってことやん。なんなん。牧場なん。牛なん。先輩。
 
 
そんな牛みたいな去り方した先輩も東京で音楽をしているということで一安心していたのですが、そこからしばらく時は経ち、僕も大学を卒業して音楽の道に進み、お互いにミュージシャンという肩書きになった中で再会を果たします。そこで僕は唖然とします。
 
 
先輩が!!あの田中先輩が!覇気のない普通の人になってる…!!
 
  
東京で色々な揉まれ方したんでしょうか。俺の知ってる先輩じゃない!!そう思った僕は、当時やっていた「奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」に田中先輩を誘いました。そして彼はメンバーの一員として活動していくとともに、気づいたら芸名がついていました。
 
 
 
 
UJ
 
 
 
 
いやUJて!って最初は思ったけど、それでも馴染むもんですね。下の名前の”ゆうじ”からつけたみたいです。
 
名前を変えたのと同じ時期ぐらいから、田中先輩もといUJ先輩はちょっとずつ輝きを取り戻してきたようでした。
 
そこから僕も上京し、色々と演奏をともにする機会も増えてきました。
 
先輩は輝きを徐々に取り戻しつつありますが、僕が思うに、まだまだ全盛期ほどではありません。
 
 
 
もっと!!
 
 
先輩!もっと!!
 
 
 
もっといけるでしょ!!!!
 
 
 
その気持ちで接していたら、いつしか心で思うだけじゃなくて口に出るようになり、気づけば小うるさい後輩になっていました。
 
 
 
「先輩!今のところもっとアレですよ。ここはこうしてください。」
 
「はい。。すいません。」
 
 
 
みたいな会話が増えてきて、ある時気付きました。
 
 
 
 
 
 
あれ?これ端から見たら先輩後輩逆転してんじゃね…..??
 
 
 
 
 
 
ちゃうねん!俺はそんなつもりは全然ないねん!俺は!!俺は!!俺は….
 
 
 
田中先輩のもっともっとかっこいい姿が見たいだけやねん。。
 
 
 
でも、そうは見えてないだろうな。。先輩後輩の関係逆転して見えてそうな気もするな。。。どうしよう。。どうしよう。。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まっいいか
 
 
 
 
 
 
 
 
そう。まぁいい。小うるさい後輩かもしれないけれど、俺は田中先輩のことをいつまでも先輩だと思っているし、ずっとずっと、出会った頃から尊敬している。先輩のサックスが大好きだし、人間性も大好きだ。なんかそれで良いと思う。人からどう見られても。まぁ
 
 
 
 
先輩が良ければやけど
 
 
 
 
こんなに後輩に色々言われてて、普通なら嫌だと思うなぁ。何より、俺偉そうやし。自覚あるぐらい。まぁでも、だからこそたまには「お前この野郎!」ぐらい言われたい。先輩からガツンと。それに対して「なんじゃ!先に生まれたからって!!」って言い返してみたい。いや、冗談やけど。でも、それぐらいの熱いやりとりもたまにはしてみたいな。
 
 
って思ってたら
 
 
 
 
 
 
 
昨日言われました。
 
 
 
 
 
 そのセリフがこちら。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「お前、覚えとけよ!!!!」
 
 
 
 
 
 
  
 
爆笑wwww
 
まさかのこのセリフを放たれました。ちょっとマジ入ってたと思うんですよ。先輩しこたま飲んでて酔っ払ってたので覚えてるかどうかわからんけど。それにしてもですよ。
 
 
 
お前、覚えとけよ!!!!
 
 
 
ってwwwwww
 
 
 
覚えとけよ!!!ってwwwwwww
 
 
 
 
三流悪役のセリフ。まさか先輩にこんな言葉をかけられるなんて。もっとなんかこう、もうちょっとしまる感じのやつお願いしたかった。覚えとけよ!じゃないやん。そこは。ってなった。。
 
 
 
あまりにも酔ってらしたんで、タクシーに乗せて返しましたけど、あれ覚えてたんかなぁ。
 
 
捨て台詞はド三流やったけど、この日のライブのプレイは一流でした。
 
 
やっぱり先輩のプレイは素敵だ。そして、やっぱり面白い。味のある人間ってこういう人やなぁって思う。
 
 
 
 
 
そんな田中先輩のことが大好きだ。
 
僕はこの人のことを、時には叱ったり褒めたりしながら、病める時も健やかなる時も、後輩として、たとえどんな形であれ支えていこうと思ってる。
 
 
 
 
以上、パクシンでした。次は金曜日!
 

そろそろ人類が真剣に取り組むべき問題

 
どうでも良いことに対する記憶力は良い方だと思う。
 
幼少期のとある日に交わした家族や友達との会話、わくわくして臨んだイベント、いまはもうなくなってしまった近所のお店のことや、採用された数日後に飛んだ、バイト先の新人さんとがつけてたピアスのデザインとか。
 
そんな僕でも寄る年波には抗えないのか、最近昔より記憶力が衰えている気がちょっとする。前はパッと思い出せた事がなかなか出てこない。人の名前や地名などの固有名詞はあからさまに昔より思い出しにくくなってる。何とか回復しないのかな。脳の使わない部分が衰えているなら、何かしらのトレーニングをしたいけど何をして良いのか分からない。
 
そう悩んでいるところに、人間の記憶っていうのは、忘れたと思っているような事でも実は脳の奥底、深層記憶みたいなところにしまわれていて、何かきっかけがあるとその記憶がパッと引き出される事があるらしいとものの本で読んだ。
 
僕の中ではそのきっかけで思い当たるのは"香り"だ。
 
 
先日、ある建物に入った時に香ってきた匂いが叔母の昔の家の匂いに似ていた。
 
その香りを嗅いだ瞬間に、小学生時代におばさんの家に遊びに行ったことや、それに紐付いた記憶がどんどんと溢れかえってきて、凄く懐かしい気持ちになった。
 
叔母の家にあったものや間取り、家具の配置、そこに居た人たちとした会話、当時子供ながらに不思議に思っていたことや、泊まった翌日皆で川に遊びに行ったこと。その川で飛び込みをして遊んでいたら母親に注意をされたことや、拾ってきた綺麗な石を宝石だと思い「エメラルド拾った!!」とみんなに自慢したこと。
 
そんな思い出たちが、ありありと、まるで自分が主人公を演じる映画を観ているかのように思い出せる。
 
そう過去を振り返ってると、当時は分からなかったけど大人になって分かった事を発見したり、子供って残酷だなぁと思ってしまったりと、子供の頃の思い出を大人の自分が俯瞰で見た時に、感じることが沢山ある。
 
その中でも子供の無邪気さが大人を悩ませる象徴的な質問がある。これは皆さんにも心当たりがあるかもしれない。
 
 
 
 
「ねーねー赤ちゃんってどうやってできるの?」
 
 
 
 
これ。
 
真実を知ってしまったいま、当時のことを思い出すと、そこにベッドがあれば枕に顔を埋めて足をバタバタさせたい。
 
当時、自分のこの質問に対して大人から解答をはぐらかされた記憶があるけれど、そもそもこの質問に対する答え、それも、真実をありのまま伝えるにはまだ幼な過ぎる子供に対して、嘘をつかずかつ納得させ得る解答を僕は知らない。
 
いや、この答えを知っている大人なんているんだろうか。
 
ここで一つ言っておくけど、僕はいま凄く真面目な話をしている。
 
今いる多くの子供達が、大人になった時、自分がこの質問をしたことを思い出す日がいつか訪れるだろう。その時の大人の答えと共に。
 
その答えが取り繕ったもので、しかも答えた大人がうろたえ赤面しながら答えていたとしたら、思い出した質問者ほの人も「俺は子供の頃、なんであんなことをあんな時に聞いたんだろう!あーあー!恥ずかしい!!」と、恥ずかしい気持ちになるはずだ。
 
でも、その質問に対する答えが正しい知識と倫理観に基づいたものであったなら、大人になったときにこのことは美しい思い出の一つになるかもしれない。「あのとき、ああやって説明してくれたけど、今考えると答えてくれたあの人は素晴らしい人だなぁ。」とさえ思うかもしれない。
 
僕はどちらかと言うと、どうせなら素晴らしい人間と思われたい。皆さんもそうでしょう。
 
 
なので、皆さん。
 
 
そろそろ、この問題に終止符を打ちませんか?
 
 
コウノトリが運んで来たという訳のわからない迷信は捨て、お父さんとお母さんが仲良くしてたからだよという曖昧過ぎる解答もやめましょう。誤解の元です。
 
違います。今話してることは「サンタクロース=お父さん問題」の話とは全然違います。サンタクロースなんか信じられるまで勝手に信じさせていたら良いんです。
 
 
 
もう一度言いますが、僕はいま凄く真面目な話をしています。
 
 
 
ちなみにこの質問をされたら僕は
 
 
「君が中学生ぐらいになると分かるようになるよ。」
 
 
と言います。逃げます。
そう、現状はこの逃げが最適手になっていると思うのです。これはもう「問題の先送り」問題です。
 
 
それほどまでに難問!
 
 
世界が、人類がまだ解き明かせていない問題!
 
 
オーパーツや円周率、人口増加、食糧難、地球温暖化などなどの末席に連なっても良い問題!
 
 
 
 
だから!!!!
 
 
 
 
ちゃんと考えようや!
 
 
 
 
 
目を背けずに!!
 
 
 
 
できるだけエッチな感じ封印して!
 
 
 
 
この問題に対する素晴らしい答えがある人は是非教えていただきたい。
 
 
そう、何度も言うが僕はずっと真面目な話をしている。至ってまともだ。
 
 
 
うん。
 
 
 

 
 
以上、パクシンでした。次は水曜日に。

ご利用は計画的にしないとあかんでって思いました

グッと我慢して腹の中に溜まってることを飲み込んでしまうのが大人の対応の時もあれば、あえてそれを吐き出してパッと言ってしまうことも大人の智慧の一つな時もあると思う。
 
どっちかっていうと前者か後者かってのは性格に依るところが大きいですけど、僕は多分後者ですね。
 
でも思ったことを何でもかんでも口に出す訳じゃなく、これでも一旦考えるようにはしてるんです。昔は、それこそ学生の時なんかは腹立つことにはキレてたし、思ったことすぐ口に出してた。ティファールなんか目じゃねえぜな瞬間湯沸かし器人間でした。
 
だからって言って何がどうとか、どんな話がしたいとか特に何もないままこのマクラで話し始めたんでめちゃくちゃ話変えますけど昨日は広島に行ってました。
 
広島でお世話になってるイベント「GOLDEN SKABEAT」の15周年パーティーに参戦してきました。
 
その前日の22日は新しいアルバムのリリース日だったので、宿泊してた岡山を早朝に出発して午前中には広島入りをし、広島のパルコの中にあるTOWER RECORDSでインストアイベントをしました。ほんとはライブをしたかったけど音量や諸々の事情でトークライブに。その後サイン会をして、昼飯にお好み焼きをパパッと食って、「GOLDEN SKABEAT」の会場がある広島CLUB QUATTROへ。リハーサルをババッとこなして、今度はFM広島へ。「DAYS!?」という番組に新譜のプロモーションで出演させて頂きました。そしてその後はライブ本番。
 
そんな感じで、昨日は本番までの間は朝から目まぐるしいスケジュールで動いてたんですけど、本番は本番。疲れなんか関係なく、もちろんのことながら全力でステージを繰り広げさせて頂きました。
この素敵なイベントの15周年をささやかながらお祝いさせてもらいました。
 
この日は広島の「のら犬」や大阪の「BAGDADCAFE THE trench town」「DOBERMAN」といった大好きな素晴らしいバンドも出演していて、それはもう楽しいお祭りで。この日は泊まりだったんで、出番終わってからは久々にビール片手に身体揺らしながらフロアで楽しんでました。お酒飲みながら良い音楽を生で聴くってほんと心のリフレッシュになる。
 
出演者陣は知り合いばっかですごく楽しかったけど、その中でも「BAGDADCAFE THE trench town」のドラムの番長さんは学生時代からすごくお世話になってて、この人のドラムが本当にめちゃくちゃ好きなんですけど、この日改めて見てテンションぶち上がった。
 
 
自分の好きな音楽を多くの人に知ってもらう、楽しんでもらう。そして自分も楽しむ。そのためにイベントをやる。そんな素晴らしくて楽しいイベントが15年続いてるって凄い。大変なことも死ぬほどある中で、それでも15年続けてるんだから。
 
正直、東京や大阪みたいなツアーバンドもどんどん来る大都市だったらもうちょっと楽なことは沢山あると思うけど、口コミや人の繋がりが何よりも重要で、イベントをやる大変さがフィジカルな面で色々ある地方都市で、それでも音楽の火を絶やすまいと素晴らしい企画を開催されているイベンターの方々は本当に凄いと思うし、呼ばれるバンド側としてはめちゃくちゃ感謝しています。
 
僕たちはこういう方々の力があってこそ、全国でライブができるし、新たな人たちに自分たちのことを知ってもらえる。
 
だからこそ、恩返しをできるように、もっともっと大きくならなければ。
 
そんなことをこのイベントを楽しみながら感じてました。
 
そうしてちょっと熱くなって気持ちが昂ぶってきたところで打ち上げに突入!
 
話題はお決まり。基本は下ネタと音楽の話やけど、もうめちゃくちゃ盛り上がって楽しかったし、どんどん酔っ払って気持ちよくなるしで、二次会に突入。
 
飲めや歌えやでたまにしっぽりしつつも基本は大笑いで、気付いたらもう4時過ぎてたような。。。
 
 
完全に飲み過ぎた、、、
 
 
でも今日という思い出は今日しか作れないから。そう思いながら、ホテルに帰りました。
 
ちなみにこのホテルまじで謎のホテル。
 
 
 
 
 
 
 
 
何でなん!
 
 
何のためなん!
 
 
誰に向けてのどういう気遣いなん!!
 
 
 
と思いながらも、早く寝ないとと思い布団に入りつつも、たまにあるラッキーパンチ「ペイチャンネルがタダで映る」という奇跡が起きないかテレビのチャンネルをいじくりまわすも撃沈。
 
さっさと寝るかと思いつつ目を閉じるんですけど、隣の部屋から話声がめっちゃ聞こえる。女子二人の話声できゃっきゃ言ってるんですよ。明け方に。
 
 
ふざけんなよと。
 
 
 
まぁ女子旅かなんか知らんけどお前何時に騒いどるんやと。
 
 
このホテルの壁の薄さ見くびんなよと。
 
 
でも俺も大人になったから黙ってもう寝よう。寝る努力をしよう。と寝に入ったんですけどやっぱり無理。
 
 
あああああ!!!もう!!!!!
 
 
 
 
あかん!!!!!
 
 
 
これはもう言いに行ったる!!!!
 
 
 
 
バチコーン!!行ったる!!!!
 
 
 
女子も男子も関係ない!
 
 
 
俺がガツン!行ったる!!!!
 
 
 
 
 
 
行くぞ!!!!
 
 
 
 
よし!!!!!!!!
 
 
 
 
 
 
 
てところで僕はスヤスヤ寝てたみたいで、綺麗にかけてたアラームに起こされました。
 
 
あれ?俺いまうるさい女子たちの部屋に文句言いに行くところやったのに。。え?え??
 
 
て若干パニクったくらい。
 
 
でもあれです、冒頭でいうところの前者になったのかなと。いや、間くらいか。。。。
 
 
そんなこんなできっちり二日酔い。このブログも東京までの帰り道でゆっくり書くつもりだったけど、ほぼ寝てて、あとはずっと車の運転。さっき帰宅したんで、とりとめなくギリギリで書いてます。。。
 
 
やると決めたからにはもうちょっと計画的にやろう。。。
 
 
と反省しました。
 
 
 
というお話でした。
 
 
以上パクシンでした。次は月曜日に!
 
 
 

今日はきねんび!

本日、所属するバンド「Calmera」の9thアルバム「JAZZY GOLD CHAIR」がリリースになりました!!

【11/14更新】9thアルバム「JAZZY GOLD CHAIR」発売決定! | NEWS | Calmera (カルメラ) official website

 

全国のタワーレコードビレッジバンガードを始めとしたショップや、各種ネットで発売しております!

 

いや〜やっぱりこの日を迎えられるのは本当に嬉しい。去年、8thアルバムを制作をしたときもそうだったけど、アルバムを作るのって本当に大変で。ちなみに前作は個人的にすげぇスランプだったのもあり、感動も一塩でした。

アルバムリリース!〜ワインと曲は一度寝かせると味が増す〜 - MEMOSHIN

 

 

けど、今回も当然のことながら感動。そして達成感!何より、今作はほんとに沢山の人に関わって頂きました。その多くの人達の力と想いを紡いで作った作品が、完成してこうやって世の中に出ると本当に嬉しいんです。これはモノを作ってる人やクリエイターの人は共感してくれるんじゃないかな。

 

この作品がより多くの人の手に、そして耳に届きますように!

 

本日は早朝から岡山まで移動してからのみっちりリハーサルした後に、リリースをお祝いしての鍋パーティー中!

 

今夜は自分達の子供のような作品が世に出た嬉しさを噛み締めて酔いたいと思います。

 

 

 

あー、、、、ほんと嬉しい、、、

 

 

 

てことでいつもより簡潔ですが、以上、パクシンでした!次はすいようび!

 

 

 

 

適度な酒量なんて人によって違うけどもって話

 
「酒は百薬の長と申しますが…」
 
 
先日、人生で初めて寄席に行ってきました。ずっと興味はあったけど、中々足を運べずにいた中、「昭和元禄落語心中」という漫画を見たら無性に生で落語が見たくなって、行ってまいりました。
 
 
行った時間は少し遅めでしたけれど、それでも充分に楽しめました。自分が江戸の”粋”の文化を生で楽しんでるってだけでちょっとワクワクするんですよね。空間って大事だなと改めて実感。
 
この日トリで高座に上がったのは「柳亭左龍」さんという方で、そこでお噺になったのが冒頭の言葉で始まった「試し酒」という落語でした。話のスジはご興味ある方は調べて下さい。すごく引き込まれたし、最後には大笑いしてました。いや〜なんかハマっちゃいそう。また見たいです。
 
そんなホクホクした気持ちで夜を過ごした土曜日。明けて日曜日の昨日はORESKABANDの自主企画イベントを観に渋谷Club Asiaに行って来ました。素晴らしいイベントで素晴らしいライブだったので、この土日は良いものばかり見れたなぁと思いながら電車に揺られていると、大学生(たぶん)3人が騒がしく入って来ました。
 
真ん中に一人泥酔している子がいて、その子の両側を他の二人が支えて転げないようにしていたのですが、たまたま空いていた僕の隣の席にその泥酔している子をドカンと座らせました。
 
「え。めっちゃ乱暴やん。しかもこんな泥酔してる子を周りの人(オレ)のこと考えずに、、」
 
って思ってたら、その子の友人の一人が何も言わずに消えて行きました。
 
「喧嘩でもしてるんかな。まぁあんだけ酔ってたら喧嘩しててもほっとかれへんしな〜」
 
て思ってたら、泥酔してる子が起き出して、残った一人の友達に向かってなんかワーワー喋りはじめました。
 
 
 
「名前なんていうんすかぁ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
知り合いじゃなかった!!!
 
 
うわ、知り合いじゃなかったパターンかぁ。この子が知り合いじゃないってことはさっきの子もそうなんか。じゃぁどっか行ったのも納得。てか逆に超優しいよね。でも知らないのにまだこうやって介抱してる子はもっと優しいよね。良い人やなぁ。
 
騒がしいのは嫌なんで席を移ろうと思ってたんですけど、何だか会話がおもしろそうだから残って聞くことにしました。
 
 
「いや、ほんと名前なんていうんすかぁ」
 
「川島です」
 
「川島さん!ほんとすみませんほんとすみません。」  
  
「良いですよ」
 
「川島さんほんと良い人。川島さん川島さん。絶対に忘れない!川島さん川島さん川島さん。今度絶対に奢りますから!!!」
 
「良いですよ、そんなの。家どこなんですか?駅はどこで降りるの?」
 
「いや、僕のことなんてもうほっといていいんで!!気にしないでください」
 
「いやいや良いですよ」
 
「川島さん川島さん川島さんめっちゃ良い人。川島さん川島さん川島さん。あっ僕の携帯使って勝手にLINEとか見ていいんで僕にメッセージ送ってください。」     
 
「あっはい。。」
 
「ほんと涙出てくる、、こんな良い人いるなんて。川島さん川島さん川島さん。あっ俺携帯どこやったけ。」
 
「あっ僕が持ってますよ」
 
「えー!!拾っててくれたんですか。神!マジ超神!!川島さん川島さん。絶対に忘れない。川島さん川島さん川島さん」
 
 
 
こんなんずるいわwwww
もう隣で笑い堪えるの必死。自分で携帯渡しといて「拾っててくれたんですか!」って。酔っ払いってほんと凄いね。酒は人を狂わせるなぁ。
 
そこから今までみたいなやりとりがしばらく続くんですが、事あるごとに酔っ払いくんは「川島さん川島さん川島さん絶対に忘れない。川島さん川島さん川島さん」と呟いて、必死に恩人の名前を忘れまいとするんです。それがなんかちょっと可愛く思えて来て。
ただ、時間が経つと様子がちょっと変わって来ました。
 
 
 
「川島さん川島さん川島さん。川島さん!絶対覚えない!」
 
 
 
……………
 
……
 
 
 
 
「え?」
 
 
 
いや、そらそうやわな!川島くん「え?」ってなるわな!!俺も思わず一緒に「え?」って声出そうやったもん。
でも酔っ払いの青年は自分が逆のことを言ったのに気づいたのか、訂正します。
 
 
 
 
 
「いや、違う!絶対覚えない!!」
 
 
 
 
もうやばいwwwww
今すぐお腹から声出して笑いたい。。ていうか親切で介抱してあげた酔っ払いに「絶対に名前覚えない!」って謎の宣言されるって、、川島くん不憫すぎwwww
 
そこからは頭の中で逆の言葉がもう定着されてしまったのか酔っ払い青年は
 
「川島さん川島さん川島さん。絶対に覚えない。川島さん川島さん」
 
ってブツブツと呟き続けてました。
そんな中でも彼を見捨てずに見守り続ける川島くん。あんたは漢だ!なんて良いやつ。そんな良いやつに対してこの酔っ払いは
 
「俺大丈夫なんでほんと置いてってください。もう大丈夫なんで」
 
ってフラフラしながら言うんですよ。どこが大丈夫やねんと。そして川島くんも、そんな彼を見捨てずにちゃんと側に居続けるんですよね。すると酔っ払い青年はいきなりこう言いだしたんです。
 
 
 
「川島さん。俺、トイレ行きたいっす。。」
 
 
 
いやいや、お前さっきまで放っとけって言ってたやんけ。しかもトイレって。。
 
 
「お願いします。お願いします!川島さん!もう限界なんです。トイレ行きたい。。」
 
 
呆れて物も言えぬ顔があるとしたら、僕はその表情をしていたでしょう。そして多分、川島くんも。
 
でも川島くんは優しいから「じゃぁ次の駅で行きましょうね」と、本当に次の駅でフラフラな彼の肩を支えながら電車を降りて行きました。
 
何やったんやこれ。。。。
 
めっちゃおもろかった。。。
 
ちょっと呆然としてると、彼らがいなくなった電車の中がちょっと湧いていました。
 
「え?何今の?超面白くなかった??」
 
みたいな感じで。ざわざわとクスクスで満たされた車内。
 
 
 
これ、あれや。俺知ってる。この空気感。あれや、、、
 
 
 
 
 
 
寄席や。
 
 
 
 
先ほどの二人が見せたのはオチはないものの、まさに落語みたい。酔っ払いがいかにもな馬鹿らしい酔っ払いで、介抱してあげてる人も嫌嫌ながらも人情味がある人で。この15分ぐらいの間でちょっとした面白おかしい人間ドラマを展開してた。そして何より、注目して聞いてたん俺だけじゃなかった。みんな楽しんでたみたい。まさにコンテンポラリーなリアルライブ落語劇。
 
 
あ〜何かええもん見させてもらったわ〜。でもやっぱり気になるのは酔っ払った青年が川島くんのことを覚えてるのかどうか。最後の方には「絶対覚えない!」って宣言してたけど。でも何かこの話は後日談にこそオチがついてそうな気配がプンプンするのですごく気になります。まぁ多分この人たちに出会うことはもうないんでしょうけどね。
 
 
"酒は百薬の長”とは言いますけど"万病の元”という言葉もあります。適度な酒の量なんて人によって違うとは言え、やっぱり大事なことは「酒は飲んでも飲まれるな」ということ。この教訓を今一度実演とともに教えてもらった気がするので、今度もし彼らに出会うことがあればお礼をしたいと思います。何が良いかな。そうですね。。
 
 
 
 
お礼にお酒でも一杯、ご馳走したいと思います。
 
 
 
 
以上、パクシンでした。次は水曜日!