友人の結婚式に参列した話
お久しぶりです。パクシンです。
自分が思ってるよりもメモシンの休載期間が長くてちょっと焦りました。
書きたい事もいっぱいあるし、日々色んな出来事があるので、下書きだけが溜まっていってるんですよね。
下書きはあるんかいって話なんですけど、いつも途中で寝落ちしちゃって記事が完成されないんですよ。
じゃ次の日に起きてからやれよって話なんですけど、頭がリセットされた状態で書きかけの記事を見ると、もう酷すぎてそっと画面を閉じちゃうんですよね。
何で酷い文章になってるかって言ったら、そらもう理由は単純明快です。
酔った状態で
『ブログでも書くかぁ〜!!!ヒック』
つって書き始めるから。
自分に激甘なパクシンとしては、まぁしゃあないな〜と思ってセルフよしよししてたんですけど、ここ最近
『ブログ書かないんですか?』
って声をよく頂くし、それなりのリアクションがあるってのは嬉しいので、ちゃんと真面目ちゃんに戻ります。
パクシンは単純なのですぐ調子に乗るとこあるんで。
褒められると伸びないタイプです。
ここ最近の事まとめてザザーッと行こうかと思ったんですけど、自分の中の何かが
『それはちょっと違うんちゃう?』
って言ってるんでやめときます。
何が違うんか分からんけど自分の内なるものの声に従って、ここ最近あった色々な事は桐の箱に入れてリボンでもつけて自分の胸の奥にそっとしまっておきます。
とはいえ思い出をその箱に閉まっておきっぱなしにすると、お前そもそも何でブログ書いてんねんって言われそう…
この微妙な乙女心をちょっとは分かって欲しいけどね。
恥ずかしいから嫌なんだけど興味はある
みたいな。
そんな乙女心。
今ここに百戦錬磨の名AVスカウトがいてたら、俺契約書にサインしちゃうかもしらん…
みたいな。そんな微妙な感情。
まぁどれだけ勧誘されて良い条件積まれてもAV嬢にはならないですし、そもそも女でもないし、お前面倒くさいねんって思われるのちょっとだけ傷付くから、桐の箱についてるリボンをそっと解く事にします。
先日友人の結婚式に行ってきました
はい。結婚式参列ネタ。友達の結婚式行ってきたって話は僕の年代だともう毎日見るぐらいありふれてるネタっす。
この日はこのブログの過去のエントリーでも触れてる高校時代の陸上部の友人の結婚式。しかも新郎新婦ともに同期陸上部なのです。
週末が埋まりがちな僕ですが、奇跡的にスケジュール調整ができたのでお祝いに駆けつける事ができました。
この日は新郎新婦合わせた同期16人のうち15人が集まりました。
海外にいるやつ、家庭があるやつ、妊婦さん、東大病院で超多忙なやつ、松葉杖ついてるやつ、男のくせに微妙な乙女心分かってくれとか言うやつ、そしてこの日結婚式を挙げる2人。
新しいステージに向かってる仲間が一同に会しました。
普段はバラバラでも仲間意識の強い集団なので、そこから生まれたカップルが結婚するとなるとそれはそれはもう皆ソワソワワクワクで、そんな皆のソワソワワクワクな気持ちとは裏腹に、披露宴の余興で流すムービーの作成を担当していた僕は、当日の挙式が始まる5分前までトラブルに見舞われ続け、絶望していた訳でして、もうこのMac叩き割ったろかなーとか、映像流されへんかったら俺が前で喋り続けるしかないし、2人の山あり谷ありエピソードを勝手に創作して話したろかなとか、もうずっとそんな事考えてました。
そんな状態ですから、式が始まって新郎が入場してきたのを見るや否や、彼の眉毛が薄すぎる事が気になって気になって。気合い入れて手入れしたんでしょうけど、余りにも薄くなってて。
『え?こんな人生に一度の晴れの日にお前そんな眉毛薄い事って…合ってる…?』
って感情に支配され過ぎて、もう眉毛薄い事しか考えられなくなってしまって。。思わず、バージンロード歩いてくる時に
『いや眉毛薄すぎるやろ!』
って。
言ってしまうよね。
ちなみに新婦の方はやはり、この晴れの日にバッチリ合わせて来ました!!って感じがあって凄く綺麗でした。
それだけあって、新郎の眉毛の薄さが際立ってました。
2人の宣誓や指輪交換、誓いのキスなど感動的なシーンを見てグッと来ながらも
『眉毛うっすいなぁ〜』
って思ってた。
こっちはグスッてなる準備万端やったのに、式の間中ずっと思ってたのは『なぜあいつの眉毛はあんなに薄いのか』ってことばかり。
もう逆に謝って欲しいわ!
そして新郎の眉毛が薄いまま披露宴へ。
なんとこの時点でも余興のムービーが流せるかどうか判明しない状態で、僕の焦りはピークへ。
そしてそこで初めて伝えられた
『ご友人代表様による余興の映像は、本日の式次第の最後の挨拶の直前になります。』
というまさかの報告。
ちょいちょいちょいちょい!!!!!
ちょーーーい!!
聞いてない聞いてない。
そんな重要なとこっすか。そうっすか。
俺まだ準備してて、最悪できるかどうか分からない状態ですけどそこっすか。まじっすか。え?フォアグラ?いいです下げて下さい。ビールだけお願いします。あっ3本ぐらいまとめて持ってきといて下さい。
心の震えといったらないっすよね。
もうね、その時の心理状態がわけわからんすぎて。
ガタガタガタガタ……
ヤバイ……
これまじでヤバイ……
えー…間に合わんかったらどうしよ…
ヤバイヤバイヤバイ…
最悪の場合どうやって乗り切ろう……
うーわぁ……
なんでそんな眉毛薄いねん…
いや、おかしない!?その眉毛の薄さおかしない!!?
お前いったい何麻呂やねん。
違う!眉毛の事じゃない!
今そんな事考えてる場合じゃない!!
でも眉毛薄いん気になる!!
あーーーーもうっっっ!!!!
て感じでして、もう小パニックでした。
そんな心理状態の中、式次第は順調に進んで行き追い詰められる状況。
結果的に言うと、映像は流せました。
1人1人が2人の思い出とお祝いのメッセージを話して、バトンを次の人に渡す。それを13人分繋いだ映像。
アンカーが式場の前でバトンを受け取った所で映像はおしまい。
最後のアンカーが高校時代のユニフォームを着てバトンを持って、走りながら会場に入場。
2人にバトンを渡して、そのバトンを見てみると…
ディズニーリゾートペアチケットの目録です!
イェーイ!ぱちぱち!
みたいな趣向でして。
始めの挨拶や紹介やら説明やら実況やらで代表してパクシンが前に出てマイク握ったんですけど
もうガチガチっすわ。
普段そこまで緊張しないんですけど、この日はちゃんと映像が流れるかどうかの不安と、無理になった時のリカバリーの方法が見えなさ過ぎて、もう頭の中フル回転の状態。
それに加え、前に出てくると新郎新婦の2人がすぐ目の前にいてるんですけど、やっぱり眉毛薄いんですよね。
近くで見れば見る程眉毛薄い。
もうなんか面白くなって来たから、最悪の場合『新郎の眉毛今日めっちゃ薄くないっすか?』ネタで乗り切るのもアリやなと思い始めてたぐらい。
……
…
まじでちゃんと映像流れて良かった。
余興の映像は新郎新婦は感動してくれたようで、それまで我慢していた新郎も、不自然に薄い眉毛の下にある目頭がかなり熱くなっていたようでした。
その後の挨拶も凄く立派で、同じ年でもやれ新郎の会社の社長の話が長すぎて途中から笑い堪えられなくなったり、眉毛薄い事が気になりすぎて心ここに在らずだったりした自分を少しだけ恥じました。
反省の気持ちと共に、最後は新郎新婦に見送られ会場を後にしたんですが、本日最大の至近距離で見ると、殺人級に面白かったです。
色々とあった挙式と披露宴でしたが、式の内容は素晴らしく、新郎新婦共に特別な友人という事もあり、本当に本当に感動的でした。色々あってここまで来れたんだなぁと、隣で見ていた自分としてはかなり感慨深く、幸せそうな2人を見て、僕も心から幸せを感じました。
新郎の眉毛が薄くなかったら終始号泣していたと思います。
これは逆に、彼が俺に気をしっかり持たせるために体を張って仕込んでくれた事なのかもしれないですね。
二次会も三次会も大盛り上がりで、全ての行程を済ませて平服に戻った新郎新婦も参加して、最後は味園で飲んで歌って騒いでの大宴会でした。高校時代に戻れたなー。
2人とも改めてしみじみと話しましたけど、新婦の一言目が新郎を指指して
『このヒト、眉毛めっちゃ薄ない!!?』
って。
うんっ!!!
うんっっっ!!!!!
ずぅううーーーーっっッッと思ってたッ!!!!!!
何はともあれ、大切な友人が2人結婚式をして、その2人のお陰で皆が集まる事ができて、凄く素敵で楽しい、胸がいっぱいな1日を過ごす事ができました。
皆段々とそれぞれの人生のステップを昇っていってて、それが互いに刺激になるし、次会う時の楽しみになる。
頻繁に連絡を取り合ったり、事あるごとに会ったりする事はないけど、家族や恋人、只の友達とはまた違った不思議で特別な関係で、そんな人達と出会え、その一員になれた事が改めて嬉しい事だなと思いまして。
たぶん一生『お前結婚式の時、眉毛めっちゃ薄かったよな』ってイジリはしていくと思うんですけど、これからはあんまりイジリ過ぎて隣にいる嫁に怒られないように気を付けます。
幸せそうな2人と自撮り!
眉毛の薄さ伝えたかったけど、一般人なので顔出しはやめときます。
さーてもうすぐ九州上陸!
明日は久留米、明後日は熊本、明々後日は福岡!
九州の皆さんに会えるの楽しみにしとりますー!!
以上久々パクシンでした!