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MEMOSHIN

カルメラのピアニスト、パクシンによる日々の出来事をパクシン目線で見たブログ

脳の力が持つ無限の可能性を祖父から感じた話

家族
いくつになっても勉強は必要。パクシンです。
 
最近、自分のルーツとして韓国語、そして英語の重要さ、それらを勉強する必要性が自分の中でどんどんと大きくなっていってます。
 
ちゃんと勉強をしよう。どっちも素養はあるはずだし、ちょっとずつで良いからきちんとしよう。
 
そう思ってはいるんですが、二言語を同時にできるのか?という疑問もあります。頭の切り替えがちゃんとできるんだろうか?
 
その疑問に答えてくれる人が身近にいました。
 
 
 
その人物は何を隠そう、うちの祖父です。
 
 
 
じいちゃんは韓国済州島で産まれ育ち、戦争のごたごたで日本にやってきました。
その後、大阪に根を張って今まで暮らしてきているんですが、じいちゃんの日本語のイントネーションは東北弁に近いです。
 
どこでどうなってその東北訛りになるのか…。ちなみにばあちゃんは綺麗な第二標準語(関西弁)で話します。
 
そういえば松本清張の代表作『砂の器』では、殺害された被害者が東北弁だったことから、主人公の刑事は東北に調査に行くものの手がかりがつかめず、調べてみると、東北訛りと同じような言葉が使われる地域が島根県にあり、その事実が事件解決の糸口になるっていう筋があったけど、うちのじいちゃんも同じように、方言が極所的に飛び火したんやろうか…
 
その疑問を実際にぶつけてみると、じいちゃんは『日本に来たとき、はじめは茨城に住んでたからなぁ』と東北訛りで言ってました。
 
 
え?茨城?関係なくない?
 
 
と思って調べると、茨城県でも東北に近いイントネーションのところはあるみたいですね。知らんかった。
 
 
どうあれ、その東北訛りっぽい日本語に加え、韓国訛り、発音がおかしい関西弁などがミックスされた彼の口から出てくる言葉に
 
 
 
 
 
 
 
え…?何言うてはるんですか…?
 
 
 
 
 
ってなる事もしばしば。しかし、特筆すべきは彼の言語使い分け能力です。
 
 
ばあちゃんと喧嘩している時など、じいちゃんもばあちゃんもお互いに韓国語で、なにやら興奮しながら喋ります。罵りあっているのか?不満をぶつけあっているのか?お互い凄い剣幕で会話が飛び交います。
 
 
じ『◯△×☆◯△×☆◯△×☆!!!!!!!!!!!』
 
ば『◯△×☆◯△×☆◯△×☆!!!!!!!!!!!』
 
 
と、まぁ何言ってるのかさっぱり分からないんですが、そんな会話にもちょいちょい日本語が挟まってくるのです。
 
 
じ『◯△×☆◯△×☆◯△×☆!!!!!!!!!!!』
 
ば『◯△×☆◯△×☆◯△×☆!!!!!!!!!!!』
 
『何言うてんねん』
 
ば『◯△×☆◯△×☆◯△×☆!!!!!!!!!!!』
 
 
みたいな感じで。
 
それを見て僕はこう思う訳です。
 
 
 
 
 
 
 
 
あっ…やっぱり突っ込みは関西弁なんや…
 
 
 
 
 
関西弁と言っても、発音は全然違いますけどね。上記はあくまでも一例であって、近くにいてるともっと言語の切り替えの瞬間を見ることができます。
 
東北弁っぽい訳わからん訛りの日本語に、ふと見せる変な訛りの関西弁、韓国語。この3言語をスイッチングしてるじいちゃん。そんなじいちゃんを見ていると、違う言語を同時に勉強しても、多分大丈夫なんだろうなぁと勇気付けられます。人間の脳ってうまいことできてるんだなと。
 
 
そんなじいちゃんは、僕が上京する時に
 
 
 
『東京もんになるからって言って、標準語になんなよ』
 
 
 
的な事を僕に言いました。
 
 
 
 
……
 
 
 
 
 
 
いや、じいちゃん!!
 
 
 
 
 
 
あなた全然関西弁喋れてないから!!
 
 
 
 
 
 
 
そう心の中で感じはしたけれども、そこは素直に『はい』とだけ返し、今も僕は大都会東京の中で第二標準語を母語としています。
 
 
そして、人間の脳の力が持つ無限の可能性をじいちゃんから学んだので、安心して韓国語と英語を同時に勉強していきたいと思います。
 
 
喋れる友達できたら早く習得できるかな〜。と思いながらも、まだまだインプットの時期かなと思って、しばらくは教材使いながらしこしこやります。
 
 
祖父は偉大なり。
 
 
以上、박신でした。