高校時代は陸上部だった話
こないだの日曜はオフということで、しっかり朝から起きて、溜まっている作業や練習、読みたい本を読む日にしようと意気込んで前の日の晩は寝たんですけど、見事に昼起床し全てのやる気を失いかけました。パクシンです。
それでも自分を奮い立たせて喫茶店でぼーっとしてサウナ行ってぼーっとしよう!と意気込んだ矢先、大阪に住んでる高校時代の部活の同期から電話が。
『出張でこっちに来てるから飲もうぜ!今もう新宿のドイツビールの店におるから!』
って。
ビール…まだ夕方…
ビール…
0.3秒悩みに悩んだ末、気付くと新宿にいました。途中電車でゴウシくんに会った気がします。
てことで上の写真は駆けつけ一杯目!
1Lビール!!
でかい!!
うまい!!
ダンケシェーン!!
店には俺を呼び出した同期ともう一人同期がいたので、どうせならこっちにいてる奴もっと呼ぼうぜって事で東京にいる後輩を呼び出し、同じように先輩も呼び出し、気付けば東京支部プチ同窓会になってました。そんな俺たちは皆、高校時代陸上部として共に青春を過ごした仲間なのです。
実は中学高校と陸上部だったんですよね。何故か、サッカーやってた?て聞かれる事多いけど、それはJリーグの李忠成選手にどことなく似てるからとかそういう理由で言われてる気がしてならないとかいう話は一旦置いといて、さらっとサッカー選手と似てるアピールして調子乗ってるんちゃうかとかいう話も一旦置いといて、陸上部でした。サッカーやバスケなどモテる要素とは無縁の「何が楽しいん?」ていう破壊的質問をされるスポーツ圧倒的No.1の陸上部でした。
専門種目は800Mと400MHだったんですよ。あとリレーね。4×100ではなく、4×400Mリレー。
陸上って短距離も長距離も、跳躍も投擲も、どの種目も人間の限界に挑戦するっていうスポーツなんですけど、僕がやってた種目はどれも走り終わると自分のエネルギーがゼロになっちゃうドマゾな競技なんです。まず800Mって陸上競技場のトラックを2周、ちょうど良い感じのスピードで走り切るの。全力疾走の時のスピードの8割ぐらい。そんで400MHってトラック1周の中にハードルが10台あるわけ。酸欠になり、身体中に乳酸が溜まり、走り終わった時のしんどさと言ったらもう…今考えても恐ろしい。
もうね…ようそんなんやってたなと…
毎日毎日走っては走り、筋トレしては走り、休みの日も走り…走っては跳び、跳んでは走り…
もうあんなことしたくない…
でも得られる事は凄くあったなーと今になって思える事がたくさんあります。
月並みやけどそれが仲間やったりする。
高校生っていうザ・青春の時期に、同じ時間を過ごして、一緒にしんどい練習をして、笑って泣いて喧嘩してを過ごした人がいるってのは良い事やなーと思えるんです。
陸上って個人競技やけど、うちのクラブは常に全員で戦ってて、皆でサポートして皆で考えて、強い奴もそうじゃない奴も、支え合って常により良い結果を出そうと努力してた。そんな環境だったからか、大阪という激戦区で圧倒的な強さを誇る私立高校が乱立する中にも関わらず、公立高校のうちは他の公立では考えられないような良い結果を出して来ました。
ただ、高校時代に厳しかった部活にいた人によく見られる発言の、"宗教じみた"や"視野が狭い"みたいな所はうちもあって、ちょうどひねくれ始めるか始めないかぐらいの俺はそこにしんどさを感じていなくもなかった部分はある。
当時は純真無垢だったけどね。
返事も笑顔で
ハイッ!!(^O^)
って感じだったと思う。絶対そう。多分。わからんけど。
もしかしたら
ハイッ!( ̄Д ̄)ノ
ぐらいやったかも。
少なくとも今の
ちゃす(´・_・`)
て感じでは無かった。
話はそれたけど、その時感じてたしんどさも、今思うと高校時代に経験できてて良かったと思うし、楽しさもしんどさも全てをひっくるめて同じ時間を過ごせた同期は必然とかけがえのない存在になる訳で。
だから卒業してからも会う頻度が凄く多いです。同期は全員で16人いてて、住んでる所はバラバラやし仕事なんかで中々集まりに来れない奴もいてるけど、たまに旅行なんかもしてるし。そして、その16人の同期の仲間どうしで、来月結婚するやつらがいたりする。ちなみにパクシンがキューピットなはず!
でもその結婚式には全員揃う事ができないっぽいんよねー。
家庭や仕事があると仕方ない事なんやけど、ふと『次16人全員が集まるとしたら誰かが死んだ時かもな…』て思ってしまってちょっぴり悲しくなってしまった。それって全員じゃないしね。もちろんそんな事になる前に全員また集まれると思ってるし。
でも、大人になった今思うと、それぞれの人生を歩んでいる人が16人も、3年間同じ空間、時間を過ごしてたっていうのは凄い事だなと感じます。
その時は当たり前のように感じていたけど、当たり前じゃない事やし、そう思う今だからこそ今かけがえのない存在、コミュニティに思える。
その話を今に当てはめると、それは俺が今いるカルメラにも言える。
メンバー8人がそれぞれの人生を歩んでる中で、奇跡的にその歩みが重なったということ。年齢も出身地も育ってきた環境も性格も音楽遍歴もバラバラなのに、その8人が出会って同じ目的に向かってるって、高校の部活で出会うっていうレベルは遥かに越えてるぐらい奇跡的やと思う。
だからもっと"今この8人でいること"をちゃんと大切に感じて過ごそう。
その日飲んだ帰り、ふらふらになりながらそんな事を考えてました。
だから俺はこの日"こばやんが全然話聞いてなくて訳の分からん事を言い出したけど、笑顔で2回目伝えるレベル"が1upしたと思う。
なんかちょっとくさい感じになってしまった気がしなくもないし、あれ?パクシンそっち系?かけがえのないとか言っちゃう系?あれあれ?って言ってる自分も心のどこかにいてるので、最後に陸上部あるあるのNAVERまとめでも貼っときます。
【あるある】テントが立てるのが上手い!?「陸上部あるある」まとめ【部活】 - NAVER まとめ http://matome.naver.jp/m/odai/2135749029900534201#
いやーこれ秀逸やなー
走ってる人いると気になるしな!
あーあの人、もっと手の振りああしたら速くなるのに…とか、踵の接地の仕方悪いなーとか。今は自分も全然綺麗に走られへんのに。
あと変な名前チェックされがちはガチ
電光掲示板に名前出るからね。
俺、当時の顧問のミス?なのか何なのか、何故か選手登録されてた選手名が"パクシン"の部分"パックシン"になってたの。
いやいやいや
パックシンて。
誰なん
ッ←これ誰なん?何者?
どっから湧いたん?
完全に近付いてしまってるやん。
ちっちゃい時名前をくしゃみの感じでいじられたあの時の感じに完全に近付いてるやん。
むずむず…パ、、パ、、、パーーックシン!!
て感じになってもうてるやん。
って自分でも思ってたら、やっぱり俺の名前が電光掲示板に表示されると、各所ヒソヒソとざわついてる感じがあった。いやー面白いよね。そらね!
多分、パックシンがパクシンでも、もしかしたら周りの反応そんなに変わらんかったかもやけどね!
あと球技がてんでダメです
今はすっかり文化系男子になってしまったけど、これ書いてるとまたちゃんと走りたくなってきたなー
さすがにヨンパーは無理やけど、低めに設定してトッパーぐらいならやってみたいなーもちろんタータンでスタブロ置いてクラウチングでラストはトルソー。
そしてニクって松葉杖
今はピアノ頑張ります。
すいませんっした(´・_・`)