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MEMOSHIN

カルメラのピアニスト、パクシンによる日々の出来事をパクシン目線で見たブログ

『パクシンの部屋TOKYO vol.1』と残されたエビチリ

良い人間性っていうのがどういうものなのか、定義することはできないけど、周りで出会う人は素晴らしい人間性を持っている人が多い。
 
『俺もこんな人になれたらな〜』
 
と思うけど、自分にはまだまだ理性で抑えきれないクズ人間な感情があるみたいで、中々良い人になれていないと思う。
会話の中で、あからさまに空気を読まずに出た言葉には
 
『何やねんその発言。めっちゃおもんないやん。』
 
とか普通に思ってしまうし、大人数で中華料理を食べに行ってエビチリが残り最後の1個という場面にでくわしたら、
 
 
『良いよ良いよ誰か食べて下さい』
 
 
という空気を醸し出しながらも、どうやって自分がこの残り一つを食べられるかということを考えている。
 
成功している人の多くは、素晴らしい人間性を持っているとよく聞くし、実際出会ってそう感じた事も多いんですが、たかがエビチリ一個に打算的であさましい感情を持つ自分は、まだ成功者たる人格には程遠いなぁと感じていました。
 
話は変わって、昨夜は下北沢のcafe/fieldにて自分の主催イベント
 
『パクシンの部屋TOKYO』
 
の第一回目でした。今まで、大阪では不定期に開催していましたが、いよいよ根を張ってきた東京で、自分の活動をしようと、今回第一回目にこぎつけました。
 
いつもお世話になっているお店を、自分のホームとして位置付け、毎回ゲストをお呼びして、僕のピアノで伴奏し、その日だけの演奏を届ける。また、僕自身が主導するトークで、ゲストの方の音楽遍歴や人間性、想いなどに触れていく。そんな趣旨と想いで、これから続けようと思っています。
 
さて、そんな第一回目の昨夜、ゲストはオレスカバンドで活動するボーカリストのiCasちゃんに来て頂きました。
 

www.oreskaband.com

 

iCasちゃんは、バンド活動がメインですが、オレスカバンドの楽曲製作を一手に担っているその音楽性と、パワフルで綺麗な歌声に引き込まれていた僕は、気付けば第一回目のゲストとしてオファーしていました。
 
快くOKしてくれた彼女と、まずは演奏する曲目を決める打ち合わせをしましたが、びっくりするほどすんなり進み、そこで彼女の色々な話も聞いたのですが、その話の中でイメージが降りて来たので、僕は彼女に対して一曲、作詞作曲をさせて欲しいとお願いしました。
 
そして昨日の本番。
 
やさしさに包まれたなら」などの名曲のカバーや、オレスカバンドの曲をアコースティックバージョンでやったり、僕の持っている曲を歌ってもらったりと、色々な事をやりましたが、全てに対してリハーサル以上のものを出してくました。
 
終始和やかなムードだけど、演奏はピリリと緊張感があって、凄く演奏しがいがありました。
 
トークで聞いた話は色々ありますが
 
・18歳でデビューして今まで色々あったこと
・幼馴染みのメンバー達とずっと一緒にやってきて衝突もしたけど、今ではそれぞれの良さを認め合っている
・どんな事があっても常に前向きで、ずっと自分達を成長させてきた
・困難もあったけど、音楽を出来ている幸せを考えるとそれも小さいこと
 
などなど、iCasちゃんからは上の過剰書きだけでは伝えきれない、色々な言葉が出てきました。
 
思わず、へぇ〜!と感心したり、凄いなぁと感じる言葉の数々が、すんなりと彼女の口から出てきているけど、それは敢えて良いことを言おうとか、格言めいた言葉を残そうとかいう気持ちではなく、彼女の身体に染み付いている想いなんだというのが、話していると凄く良く分かって、それって凄いなぁと思ったんです。
 
18歳でデビューして、色々経験してきて、この歳の他の人よりも世間を渡り歩いてきて、すいも甘いも色々あったけど、音楽という芯はぶれずにずっとやって来ている。そして今、確実に成長した曲を作って、凄いライブをしている。
 
彼女が肌で感じて、経験して来た上で感じたからこそ、色々な素晴らしい言葉というか、想いが身体に染み付いているんだなぁと感じました。
 
そう考えると、僕は音楽家としての経験はまだまだ浅い。
 
無理に自分を良く見せようとせずとも、色々な事を経験して、学んでいけば、この人のように色々な想いが身体に染み付いていくんではないのかなと思いました。
 
まだまだ未熟だけど、自分にも人間性の伸び代はまだまだあるかもしれない。
 
ある聖人が『右頬を打たれたら左頬も差し出しなさい』と言っていた教えのように、僕もいつか、最後に一つ残ったエビチリを喜んで差し出せるようになるかもしれない。
 
 
なんの話や
 
 
そんなこんなで、この素晴らしいアーティスト、iCasちゃんの"今"をイメージして僕が書き下ろした曲は、僕のイメージを越えたものになりました。
 
成長を続けて、次のステージに行く人の歌。絶対に成功を掴む人の歌。そしてiCasちゃんの歌声に合う曲。そんなことを思い描いて作った曲です。
 
またどこかでこの曲を演奏出来れば良いなぁと思います。
 
 
昨日は本当に、iCasちゃんから色々なことを学ばせてもらいました。
 
そして、忘れてはいけない。昨夜は大阪からわざわざ、ForTuneというバンド(http://www.fortune-official.com/)のトロンボーン奏者すずあんこが駆け付けてくれ、ステージにも参加してくれました。後輩ですが、その意気は本当に素晴らしい。演奏も凄く良かったです。
 
という訳で、お陰さまで、第一回目は凄くメモリアルな回になりました。
 

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来てくれた皆様に感謝です。
iCasちゃんに感謝!すずに感謝!終わった後のビールが美味しすぎる夜でした!
 
パクシンの部屋TOKYOの第2回目は、7/28(火)にワンダフルボーイズ(http://www.wonderfulboys.net/)のボーカリスト、Sundayカミデ氏をゲストにお迎えしてお届け致します!
 
場所は同じく、下北沢cafe/fieldにて、19:30オープン20:00スタートです。
 
予約は、口頭やSNSなど、そしてメールでは
pakshin.official@gmail.com
で受け付けています。
 
学生の頃から見ていて、今も色々教えて貰っているサンデーさん。そんなサンデーさんとどんな一夜をお届けできるか、今から僕も楽しみです!
 
 
今回、凄くやって良かったと思えた事で、これからこのイベントを定期的に続けていくモチベーションができました。
毎月は難しいかもしれないけど、それでも一定のペースで続けていけたらと思います。
 
そして頑張って続けていって色々な経験を積み、勉強していきたいと思います。
 
 
きっとその先、僕は残されたエビチリを喜んで差し出せるような男になれていることでしょう。
 
 
以上、パクシンでした。