MEMOSHIN

カルメラのピアニスト、パクシンによる日々の出来事をパクシン目線で見たブログ

ドッペルゲンガー見たら死ぬって多分うそ

TULLY'S COFFEEのコーヒーって結構美味しいよね。パクシンです。
 
気付いたら季節は冬に向かって全力疾走してる感じになってますけど、この時期の散歩って気持ち良いよね。
 
何いきなりこの話って感じで自分も戸惑ってはいるけど、この季節の散歩って気持ち良いやん。あっお前もしかして全然更新してなかったことうやむやにして始めようとしてる?できるだけ自然な感じ装おうとしてる?って思われてるかもしらんけど、この季節の散歩って気持ち良いやん。それは事実やん。
 
春とかの方が良いやんっていう人もおるかもやけど、あれやん。春って小汗かきがちやん。あと僕花粉はないんですけど、黄砂に弱いタイプなんで春はそこまで好きじゃないです。
 
秋〜冬にかけてがベター。夕日綺麗しね。なんとも言えない侘しさみたいなんがあるし、空気が他の季節より澄んでるから好きなんです。
 
って事で今日は家にいたので、夕暮れ時に散歩でもするか〜と思って出てきたって訳です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
とっぷり日暮れてる…
 
 
 
 
 
 
 
何でやねん。何でそんな早いねん。まだ5時過ぎぐらいやで。ほんでそこまで寒くないってどういう事やねん。何で日の入りの感覚だけ冬を先取ってんねん。服屋か。
 
 
って事でTULLY'Sに来たって訳です。
 
 
後ろの席ではどこかの編集者と何かの作家さんが打ち合わせ中なのか「これは世の中的にはまだ出してはいけない話なんですけど…」って言いながらしきりに「mixiニュース」ってワードを出して話しているのが気になったり、やたら俺に似てる人がいてるのが気になったり、BGMのジャズがいちいちカッコ良くて周りに見られないようにサウンドハウンド使って誰のアルバムなのかとかチェックしたりしながら、いまこうやって何となく書いてます。
 
 
何の時間やねん…
 
 
いやいや、暇じゃない!暇じゃないねん!どっちかと言うとやる事いっぱいあるねん!せっかくやし色々作業しよと思ってPC開いたらバッテリー1%やったから。やのに調子乗ってトールサイズでコーヒー頼んじゃったから!スグに飲んで「え…あの人トールサイズのコーヒー飲むの早すぎじゃない?ププ」って店員さんに思われるのが嫌でちょっとゆっくりしてるだけやから。やから!!
 
 
 
話ちょっと戻るけど、このお店に僕に似てる人いてるんですよね。
 
 
 
世の中的に似てる人多すぎて困るレベルなんですけど、これ何?何か理由ある?理由あってこれ?俺の顔がのっぺりしてるだけ?ああそうですか。すんません。
 
でも絶対に店員さんは
 
 
 
「ヤダあの人たち絶対兄弟か何かじゃない?」
 
「えーそんな事ないでしょ。だって席別々だよ」
 
「えっでもさ〜。お互いにお互いが居る事気付いてない可能性もあるかもよ?」
 
「えーうっそー。でも無いことは無いかぁ。」
 
「あ!分かった!あれじゃない?喧嘩しちゃって気まずい的な!」
 
「あー!だから気付いてても声かけれない的なやつ?まじそれだったらヤバイね〜。めっちゃ受ける笑」
 
「だよね〜!良い年して喧嘩って笑 仲直りしろよ。」
 
「ハハハ〜!マジそうだよね!」
 
「おい、コラコラ、仕事中に何を騒いでるんだ。」
 
「あっ店長!違うんですよ!聞いてくださいよ〜。あそこのお客さんマジ受けるんですよ〜」
 
「どれどれ?」
 
 
ってやり取りしてるやん。絶対してるやん!最終店長も一緒になって俺たちの事興味深げに見るやん。
 
兄弟じゃなければ喧嘩もしてないし、何やったら向こうも「あぁ。また俺に似てるやついてる…これで何人目や…」って思ってる可能性もある。
 
 
 
何でなんやろうね。
 
 
 
友達に似てる!とか街で見かけた!的な声も良く聞くんですよね。
 
 
「こないだ女子と手繋いでデートしてました?」
 
 
とか。その時間思いっきりライブ中やっちゅうねん。ちょっとドキッとしたわ。別の意味でドキッとしたいわ!
 
 
「友達にめちゃくちゃ似てる人いてるんですよ!」
 
 
とか。よく言われるんで、じゃどれくらい似てるんかなと思って写真見せてもらうと「???」ってなる事もしばしば。どう見えてんねん。共通項「顔薄い・目細い・仏頂面・猫背」これやん。
 
あとあれ、初めましてのグループ内にジョインした時に、そのグループ内で
 
 
「◯◯さんに似てない?」
 
「あー!わかる!似てるかも!」
 
「絶対似てるって!うわやべっチョー受ける!」
 
 
的なやつ。プライドが富士山以上エベレスト未満な僕からしたらこの状況に堕った時は、いつでも鼻にグーパン喰らわしたるでぐらいの精神なので、内面に怒りを秘めた表情になっていることでしょう。これでも◯◯さんに似てると言えるのか!こんなにも!こんなにも眉毛ピクピクしてるのに!!
 
まぁでも出来るだけ笑いに代えれる返しをしようと思ってるんですこれでも。良い返しまだ見つかってないので、募集します。
 
 
 
 
あれやで。
 
 
 
ドッペルゲンガー見ると死ぬ」みたいな話あるやん。もしそうだったとしたらよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
俺死んでるやん
 
 
 
 
 
 
 
でも幸運な事に生きてるので、どっかでドッペルゲンガー見ても死なないワクチン打たれたのか、この都市伝説がまさしく都市伝説だったってのかだと思います。
 
 
それにしても、ここまでこういうのが多いと自分が量産型なんじゃないかと言う気にもなってきてて。え?俺ザク?ザク的なやつ?って。
 
 
 
つまりこういうこと。
 
 
地下組織によって秘密裏に進行されているプロジェクト。
人の量産型を大量に作り、世の中に忍び込ませ、然るべき時に事を起こそうという計画。本人達が社会に溶け込めるように今の記憶をインプットし、潜伏させている。そうとは気付かずに普通に産まれ育ち、他とは変わらない何気ない人生を送っている。と思っている俺たち量産型。
 
 
こういうワクワクするストーリーもなきにしもあらずって思ったらちょっと気持ち楽。厨二病爆発し過ぎてるけど、何かマトリックスっぽくもあって胸アツやん。それやったとしたら一人の主人公として、量産型であることを受け入れようと思います。どんなストーリーが待ち受けているのか。せっかくやし壮大にドラマチックな展開が良い。
 
 
量産型の一人、パクシン。28歳。彼はもちろん自分が量産型だとは気付くよしもなく、28年間普通の人のように生活を送っていた。もっともそういう記憶をインプットされているだけの話なのだが。
 
そんな彼の元にある日、非通知の発信元から一本の電話が入る。
 
恐る恐る受けてみるも受話器の向こうからは何の声もしない。
 
 
 
「もしもし?誰ですか?」
 
 
 
問いかけても応答はなく、相変わらずの沈黙。
 
 
 
 
「何だよ…もう」
 
 
 
そう苛立ちながら切ろうとしたその時
 
 
 
 
「ピーーーーーー」
 
 
 
 
けたたましく不快な電子音が響いた。
 
 
 
「何だ!何だよ!」
 
 
 
この電話の向こうから鳴ったのか…?
 
 
いや、音は電話からではない。そして相変わらず電話の相手は無言だ。
 
 
 
 
ではどこから!?
 
 
 
動揺しながらも、一瞬冷静になるように努めると、ある事に気付いた。
 
 
「お、俺の部屋の中だ…この音は部屋のどこかから鳴っている…」
 
 
 
この電話とこの電子音の関係性があるのかどうか。まだ分からないにしても、奇妙な因果関係を感じて動揺が更に膨らむ。一体これは、この状況は何なんだ。そして電話の主はいったい誰なのか。
 
 
「お前か!お前がやったのか!」
 
 
そう電話に向かって叫ぶも、相変わらず沈黙が返ってくるだけだ。
 
 
 
「ちくしょう!!いったいどこから鳴っているんだよ!どこだ!どこなんだよ!!!!!」
 
 
 
すると、何の反応もなかった電話の向こうからかすかに小さな声が聞こえた。
 
 
 
「…イ …コ…ロ…… 」
 
 
 
 
「何だ!何て言ったんだ!!」
 
 
 
電話口では同じ言葉が繰り返されている。人が発しているとは思えない、機会音のような作り者の声で何かを伝えようとしている。それがこの状況の不気味さを更に加速させているが、パクシンという男はそんな中でも気になった事は放っておけない人間だ。と言ってもそんな性格もインプットされているものなのだが。
 
耳を澄ませて聞くと、声の主が伝えてくる言葉がハッキリと聞こえた。
 
 
 
 
 
「ダ…イド…コロ…」
 
 
 
 
 
 
 
 
「台所だって!?」
 
 
 
パクシンは台所へと飛んで行った。確かに先ほどよりも電子音がハッキリと聞こえる。
 
 
 
「ちくしょう!人の家の台所に変な仕掛けをしやがって!いったい台所のどこから鳴ってるんだ!いや、待てよ…これは…ここからだ!ここから鳴っている!!えっ…でもこれって…おい!どういう事なんだ!!」
 
 
 
 
 
 
当惑して問いかけるパクシンに、電話の主が驚愕の一言を発した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ゴハン…タイトイタデ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「炊飯器の音やったんかーい!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そう、そのけたたましく響く電子音は炊飯器の音だったのだ。
 
 
 
「な、なんて事だ…」
 
 
パクシンは驚愕しながら炊飯器を開けた。
 
 
立ち込める湯気とともに姿を表すふっくらとした炊きたての白米。もちろん、彼の好み通り少し固めの仕上がりだ。そう。パクシンは水分が少し少なめな固めのご飯が好きなのだ。
 
 
「お、俺の好み通りの固めのご飯…」
 
 
 
そう。もちろん、固めのご飯が好きという事もインプットされている事柄だ。だが彼は知る由もない。今のところは…
 
 
「あ、ありがとう…これでご飯を炊く手間が省けたよ…で、でもお前は一体誰なんだ!?俺のご飯の好みまで把握しているお前は一体誰なんだよ!何の為にこんなことをするんだ!」
 
 
 
 
 
彼の問いかけの後、しばらくの沈黙が続いた。その沈黙に苛立ちを隠せないパクシンだが、痺れを切らしてもう一度叫びそうになった時、電話口から返答があった。
 
 
「パクシン…ワタシハ…」
 
 
「私は!?誰なんだ?お前は誰だ!」
 
 
「ワタシハ…」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
to be continued...
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、続かんけど。
 
 
ほんで、気付いたら似てる人帰ってた。
 
 
コーヒーも冷めてた…
 
 
これ書いてるうちに一時間半ぐらい経ってる…
 
 
何をしてるんや俺は…
 
 
 
あっ最後に。バンドとは別に個人ライブとかTwitterとかだけで宣伝したら分からん!って最近色んな人に言われてグゥの音も出ねぇってなったんで告知します。11/24に大阪で個人企画ライブやりますんで良かったら遊びに来てください。この日はフロントマンになって、ピアノめっちゃ弾いて鍵盤ハーモニカめっちゃ吹いてめっちゃ喋ります。デモCDもプレゼントします。
 
11/24@東心斎橋 和bar valine
PAKshin presents 「COCKTAILKEYS」
OPEN19:30/START20:00
Charge ¥3000(+1drink)
ご予約、お問い合わせはpakshin.official@gmail.comまで。公演名、ご予約名、人数、を明記した上でメールをご送信下さい。あまりないけど、ドメイン指定とか解除しといてね!
 

 
前回の模様をちょっと公開。リハver.と本番ちょろっとver.です。
 
喫茶アラジン リハver. 何だかナマナマしいリハの感じそのまま一曲まるまる公開。
 
10周年迎えたカルメラの方もよろしくお願いします。
 
 
以上量産型パクシンでした。