MEMOSHIN

カルメラのピアニスト、パクシンによる日々の出来事をパクシン目線で見たブログ

ダメな先輩

 
先輩というものはいつまでたっても先輩です。
 
その人との人間関係のスタートが先輩後輩としての関係でスタートしたなら、死ぬまでずっと先輩は先輩。そして僕はずっと後輩。そう思っています。
 
一口に先輩後輩と言っても、その中で育まれる関係性や接し方は色々あるので、先輩に対して「チャース!!○○さん!お疲れ様です!!」みたいな感じでずっと接して行くぜって訳ではなく、先輩に対してのリスペクトを持って接していきたい。そんな感じ。
 
 
 
僕のリスペクトする先輩の中に、田中先輩という人がいます。
 
この人との出会いは、大学に入学し、胸ワクワクと軽音楽部に入部した時です。僕は初々しい何も知らない、無垢な大学一回生。その時に田中先輩は3回目の三回生でした。そう、彼は人呼んで「3回目の三回生、田中」でした。そのまんまやけど。でも当時は
 
 
 
通り名が韻を踏んでるだと….!!!しかも情けない!!!
 
 
 
と思ったもんです。
 
 
しかし、初対面のイメージとは裏腹に、彼のサックスの腕前は当時から輝いていて、全部員たちの尊敬の的でした。音楽的にも色々なことに精通していて、学生ながらも当時組んでいたバンドで大阪のクラブイベントで夜な夜なライブをしていたし、CDもリリースしていて、一地方大学の軽音楽部というちっぽけなところからこんな活躍してる人が出るということは、部員たちにとって相当な刺激を与えていました。
 
ただ、私生活はダメダメ。そして破天荒。破天荒でダメダメ過ぎて、それがめちゃくちゃ面白い。夜中の部室の出入りは禁止されていたんですが、田中先輩はよく深夜の部室で酒を飲んでグダグダしていました。よくほかの先輩たちも集まっては酒盛りしていたんですけど、みんなで田中先輩の過去のダメ過ぎるエピソードを肴に飲むのが楽し過ぎて、僕はそんな空間が結構好きでした。田中先輩はいつもみんなの中心にいました。
 
 
一見ダメダメに見えるけど、優しくて音楽的に頼りになってサックスが素晴らしい
 
 
これが田中先輩という人間かなと。
 
 
そんな先輩は、卒業することなく”放校”という形で大学を去り、上京しました。それを聞いた時は心底驚いたもんです。
 
 
 
 
 
 
 
放校って….ナニ!!?初めて聞いた!!!!ナニ!?放校って!!
 
 
 
 
 
この”放校”の漢字の持つパワー強過ぎるやろ。。
”校”から”放たれる"ってことやん。なんなん。牧場なん。牛なん。先輩。
 
 
そんな牛みたいな去り方した先輩も東京で音楽をしているということで一安心していたのですが、そこからしばらく時は経ち、僕も大学を卒業して音楽の道に進み、お互いにミュージシャンという肩書きになった中で再会を果たします。そこで僕は唖然とします。
 
 
先輩が!!あの田中先輩が!覇気のない普通の人になってる…!!
 
  
東京で色々な揉まれ方したんでしょうか。俺の知ってる先輩じゃない!!そう思った僕は、当時やっていた「奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」に田中先輩を誘いました。そして彼はメンバーの一員として活動していくとともに、気づいたら芸名がついていました。
 
 
 
 
UJ
 
 
 
 
いやUJて!って最初は思ったけど、それでも馴染むもんですね。下の名前の”ゆうじ”からつけたみたいです。
 
名前を変えたのと同じ時期ぐらいから、田中先輩もといUJ先輩はちょっとずつ輝きを取り戻してきたようでした。
 
そこから僕も上京し、色々と演奏をともにする機会も増えてきました。
 
先輩は輝きを徐々に取り戻しつつありますが、僕が思うに、まだまだ全盛期ほどではありません。
 
 
 
もっと!!
 
 
先輩!もっと!!
 
 
 
もっといけるでしょ!!!!
 
 
 
その気持ちで接していたら、いつしか心で思うだけじゃなくて口に出るようになり、気づけば小うるさい後輩になっていました。
 
 
 
「先輩!今のところもっとアレですよ。ここはこうしてください。」
 
「はい。。すいません。」
 
 
 
みたいな会話が増えてきて、ある時気付きました。
 
 
 
 
 
 
あれ?これ端から見たら先輩後輩逆転してんじゃね…..??
 
 
 
 
 
 
ちゃうねん!俺はそんなつもりは全然ないねん!俺は!!俺は!!俺は….
 
 
 
田中先輩のもっともっとかっこいい姿が見たいだけやねん。。
 
 
 
でも、そうは見えてないだろうな。。先輩後輩の関係逆転して見えてそうな気もするな。。。どうしよう。。どうしよう。。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まっいいか
 
 
 
 
 
 
 
 
そう。まぁいい。小うるさい後輩かもしれないけれど、俺は田中先輩のことをいつまでも先輩だと思っているし、ずっとずっと、出会った頃から尊敬している。先輩のサックスが大好きだし、人間性も大好きだ。なんかそれで良いと思う。人からどう見られても。まぁ
 
 
 
 
先輩が良ければやけど
 
 
 
 
こんなに後輩に色々言われてて、普通なら嫌だと思うなぁ。何より、俺偉そうやし。自覚あるぐらい。まぁでも、だからこそたまには「お前この野郎!」ぐらい言われたい。先輩からガツンと。それに対して「なんじゃ!先に生まれたからって!!」って言い返してみたい。いや、冗談やけど。でも、それぐらいの熱いやりとりもたまにはしてみたいな。
 
 
って思ってたら
 
 
 
 
 
 
 
昨日言われました。
 
 
 
 
 
 そのセリフがこちら。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「お前、覚えとけよ!!!!」
 
 
 
 
 
 
  
 
爆笑wwww
 
まさかのこのセリフを放たれました。ちょっとマジ入ってたと思うんですよ。先輩しこたま飲んでて酔っ払ってたので覚えてるかどうかわからんけど。それにしてもですよ。
 
 
 
お前、覚えとけよ!!!!
 
 
 
ってwwwwww
 
 
 
覚えとけよ!!!ってwwwwwww
 
 
 
 
三流悪役のセリフ。まさか先輩にこんな言葉をかけられるなんて。もっとなんかこう、もうちょっとしまる感じのやつお願いしたかった。覚えとけよ!じゃないやん。そこは。ってなった。。
 
 
 
あまりにも酔ってらしたんで、タクシーに乗せて返しましたけど、あれ覚えてたんかなぁ。
 
 
捨て台詞はド三流やったけど、この日のライブのプレイは一流でした。
 
 
やっぱり先輩のプレイは素敵だ。そして、やっぱり面白い。味のある人間ってこういう人やなぁって思う。
 
 
 
 
 
そんな田中先輩のことが大好きだ。
 
僕はこの人のことを、時には叱ったり褒めたりしながら、病める時も健やかなる時も、後輩として、たとえどんな形であれ支えていこうと思ってる。
 
 
 
 
以上、パクシンでした。次は金曜日!
 

そろそろ人類が真剣に取り組むべき問題

 
どうでも良いことに対する記憶力は良い方だと思う。
 
幼少期のとある日に交わした家族や友達との会話、わくわくして臨んだイベント、いまはもうなくなってしまった近所のお店のことや、採用された数日後に飛んだ、バイト先の新人さんとがつけてたピアスのデザインとか。
 
そんな僕でも寄る年波には抗えないのか、最近昔より記憶力が衰えている気がちょっとする。前はパッと思い出せた事がなかなか出てこない。人の名前や地名などの固有名詞はあからさまに昔より思い出しにくくなってる。何とか回復しないのかな。脳の使わない部分が衰えているなら、何かしらのトレーニングをしたいけど何をして良いのか分からない。
 
そう悩んでいるところに、人間の記憶っていうのは、忘れたと思っているような事でも実は脳の奥底、深層記憶みたいなところにしまわれていて、何かきっかけがあるとその記憶がパッと引き出される事があるらしいとものの本で読んだ。
 
僕の中ではそのきっかけで思い当たるのは"香り"だ。
 
 
先日、ある建物に入った時に香ってきた匂いが叔母の昔の家の匂いに似ていた。
 
その香りを嗅いだ瞬間に、小学生時代におばさんの家に遊びに行ったことや、それに紐付いた記憶がどんどんと溢れかえってきて、凄く懐かしい気持ちになった。
 
叔母の家にあったものや間取り、家具の配置、そこに居た人たちとした会話、当時子供ながらに不思議に思っていたことや、泊まった翌日皆で川に遊びに行ったこと。その川で飛び込みをして遊んでいたら母親に注意をされたことや、拾ってきた綺麗な石を宝石だと思い「エメラルド拾った!!」とみんなに自慢したこと。
 
そんな思い出たちが、ありありと、まるで自分が主人公を演じる映画を観ているかのように思い出せる。
 
そう過去を振り返ってると、当時は分からなかったけど大人になって分かった事を発見したり、子供って残酷だなぁと思ってしまったりと、子供の頃の思い出を大人の自分が俯瞰で見た時に、感じることが沢山ある。
 
その中でも子供の無邪気さが大人を悩ませる象徴的な質問がある。これは皆さんにも心当たりがあるかもしれない。
 
 
 
 
「ねーねー赤ちゃんってどうやってできるの?」
 
 
 
 
これ。
 
真実を知ってしまったいま、当時のことを思い出すと、そこにベッドがあれば枕に顔を埋めて足をバタバタさせたい。
 
当時、自分のこの質問に対して大人から解答をはぐらかされた記憶があるけれど、そもそもこの質問に対する答え、それも、真実をありのまま伝えるにはまだ幼な過ぎる子供に対して、嘘をつかずかつ納得させ得る解答を僕は知らない。
 
いや、この答えを知っている大人なんているんだろうか。
 
ここで一つ言っておくけど、僕はいま凄く真面目な話をしている。
 
今いる多くの子供達が、大人になった時、自分がこの質問をしたことを思い出す日がいつか訪れるだろう。その時の大人の答えと共に。
 
その答えが取り繕ったもので、しかも答えた大人がうろたえ赤面しながら答えていたとしたら、思い出した質問者ほの人も「俺は子供の頃、なんであんなことをあんな時に聞いたんだろう!あーあー!恥ずかしい!!」と、恥ずかしい気持ちになるはずだ。
 
でも、その質問に対する答えが正しい知識と倫理観に基づいたものであったなら、大人になったときにこのことは美しい思い出の一つになるかもしれない。「あのとき、ああやって説明してくれたけど、今考えると答えてくれたあの人は素晴らしい人だなぁ。」とさえ思うかもしれない。
 
僕はどちらかと言うと、どうせなら素晴らしい人間と思われたい。皆さんもそうでしょう。
 
 
なので、皆さん。
 
 
そろそろ、この問題に終止符を打ちませんか?
 
 
コウノトリが運んで来たという訳のわからない迷信は捨て、お父さんとお母さんが仲良くしてたからだよという曖昧過ぎる解答もやめましょう。誤解の元です。
 
違います。今話してることは「サンタクロース=お父さん問題」の話とは全然違います。サンタクロースなんか信じられるまで勝手に信じさせていたら良いんです。
 
 
 
もう一度言いますが、僕はいま凄く真面目な話をしています。
 
 
 
ちなみにこの質問をされたら僕は
 
 
「君が中学生ぐらいになると分かるようになるよ。」
 
 
と言います。逃げます。
そう、現状はこの逃げが最適手になっていると思うのです。これはもう「問題の先送り」問題です。
 
 
それほどまでに難問!
 
 
世界が、人類がまだ解き明かせていない問題!
 
 
オーパーツや円周率、人口増加、食糧難、地球温暖化などなどの末席に連なっても良い問題!
 
 
 
 
だから!!!!
 
 
 
 
ちゃんと考えようや!
 
 
 
 
 
目を背けずに!!
 
 
 
 
できるだけエッチな感じ封印して!
 
 
 
 
この問題に対する素晴らしい答えがある人は是非教えていただきたい。
 
 
そう、何度も言うが僕はずっと真面目な話をしている。至ってまともだ。
 
 
 
うん。
 
 
 

 
 
以上、パクシンでした。次は水曜日に。

ご利用は計画的にしないとあかんでって思いました

グッと我慢して腹の中に溜まってることを飲み込んでしまうのが大人の対応の時もあれば、あえてそれを吐き出してパッと言ってしまうことも大人の智慧の一つな時もあると思う。
 
どっちかっていうと前者か後者かってのは性格に依るところが大きいですけど、僕は多分後者ですね。
 
でも思ったことを何でもかんでも口に出す訳じゃなく、これでも一旦考えるようにはしてるんです。昔は、それこそ学生の時なんかは腹立つことにはキレてたし、思ったことすぐ口に出してた。ティファールなんか目じゃねえぜな瞬間湯沸かし器人間でした。
 
だからって言って何がどうとか、どんな話がしたいとか特に何もないままこのマクラで話し始めたんでめちゃくちゃ話変えますけど昨日は広島に行ってました。
 
広島でお世話になってるイベント「GOLDEN SKABEAT」の15周年パーティーに参戦してきました。
 
その前日の22日は新しいアルバムのリリース日だったので、宿泊してた岡山を早朝に出発して午前中には広島入りをし、広島のパルコの中にあるTOWER RECORDSでインストアイベントをしました。ほんとはライブをしたかったけど音量や諸々の事情でトークライブに。その後サイン会をして、昼飯にお好み焼きをパパッと食って、「GOLDEN SKABEAT」の会場がある広島CLUB QUATTROへ。リハーサルをババッとこなして、今度はFM広島へ。「DAYS!?」という番組に新譜のプロモーションで出演させて頂きました。そしてその後はライブ本番。
 
そんな感じで、昨日は本番までの間は朝から目まぐるしいスケジュールで動いてたんですけど、本番は本番。疲れなんか関係なく、もちろんのことながら全力でステージを繰り広げさせて頂きました。
この素敵なイベントの15周年をささやかながらお祝いさせてもらいました。
 
この日は広島の「のら犬」や大阪の「BAGDADCAFE THE trench town」「DOBERMAN」といった大好きな素晴らしいバンドも出演していて、それはもう楽しいお祭りで。この日は泊まりだったんで、出番終わってからは久々にビール片手に身体揺らしながらフロアで楽しんでました。お酒飲みながら良い音楽を生で聴くってほんと心のリフレッシュになる。
 
出演者陣は知り合いばっかですごく楽しかったけど、その中でも「BAGDADCAFE THE trench town」のドラムの番長さんは学生時代からすごくお世話になってて、この人のドラムが本当にめちゃくちゃ好きなんですけど、この日改めて見てテンションぶち上がった。
 
 
自分の好きな音楽を多くの人に知ってもらう、楽しんでもらう。そして自分も楽しむ。そのためにイベントをやる。そんな素晴らしくて楽しいイベントが15年続いてるって凄い。大変なことも死ぬほどある中で、それでも15年続けてるんだから。
 
正直、東京や大阪みたいなツアーバンドもどんどん来る大都市だったらもうちょっと楽なことは沢山あると思うけど、口コミや人の繋がりが何よりも重要で、イベントをやる大変さがフィジカルな面で色々ある地方都市で、それでも音楽の火を絶やすまいと素晴らしい企画を開催されているイベンターの方々は本当に凄いと思うし、呼ばれるバンド側としてはめちゃくちゃ感謝しています。
 
僕たちはこういう方々の力があってこそ、全国でライブができるし、新たな人たちに自分たちのことを知ってもらえる。
 
だからこそ、恩返しをできるように、もっともっと大きくならなければ。
 
そんなことをこのイベントを楽しみながら感じてました。
 
そうしてちょっと熱くなって気持ちが昂ぶってきたところで打ち上げに突入!
 
話題はお決まり。基本は下ネタと音楽の話やけど、もうめちゃくちゃ盛り上がって楽しかったし、どんどん酔っ払って気持ちよくなるしで、二次会に突入。
 
飲めや歌えやでたまにしっぽりしつつも基本は大笑いで、気付いたらもう4時過ぎてたような。。。
 
 
完全に飲み過ぎた、、、
 
 
でも今日という思い出は今日しか作れないから。そう思いながら、ホテルに帰りました。
 
ちなみにこのホテルまじで謎のホテル。
 
 
 
 
 
 
 
 
何でなん!
 
 
何のためなん!
 
 
誰に向けてのどういう気遣いなん!!
 
 
 
と思いながらも、早く寝ないとと思い布団に入りつつも、たまにあるラッキーパンチ「ペイチャンネルがタダで映る」という奇跡が起きないかテレビのチャンネルをいじくりまわすも撃沈。
 
さっさと寝るかと思いつつ目を閉じるんですけど、隣の部屋から話声がめっちゃ聞こえる。女子二人の話声できゃっきゃ言ってるんですよ。明け方に。
 
 
ふざけんなよと。
 
 
 
まぁ女子旅かなんか知らんけどお前何時に騒いどるんやと。
 
 
このホテルの壁の薄さ見くびんなよと。
 
 
でも俺も大人になったから黙ってもう寝よう。寝る努力をしよう。と寝に入ったんですけどやっぱり無理。
 
 
あああああ!!!もう!!!!!
 
 
 
 
あかん!!!!!
 
 
 
これはもう言いに行ったる!!!!
 
 
 
 
バチコーン!!行ったる!!!!
 
 
 
女子も男子も関係ない!
 
 
 
俺がガツン!行ったる!!!!
 
 
 
 
 
 
行くぞ!!!!
 
 
 
 
よし!!!!!!!!
 
 
 
 
 
 
 
てところで僕はスヤスヤ寝てたみたいで、綺麗にかけてたアラームに起こされました。
 
 
あれ?俺いまうるさい女子たちの部屋に文句言いに行くところやったのに。。え?え??
 
 
て若干パニクったくらい。
 
 
でもあれです、冒頭でいうところの前者になったのかなと。いや、間くらいか。。。。
 
 
そんなこんなできっちり二日酔い。このブログも東京までの帰り道でゆっくり書くつもりだったけど、ほぼ寝てて、あとはずっと車の運転。さっき帰宅したんで、とりとめなくギリギリで書いてます。。。
 
 
やると決めたからにはもうちょっと計画的にやろう。。。
 
 
と反省しました。
 
 
 
というお話でした。
 
 
以上パクシンでした。次は月曜日に!
 
 
 

今日はきねんび!

本日、所属するバンド「Calmera」の9thアルバム「JAZZY GOLD CHAIR」がリリースになりました!!

【11/14更新】9thアルバム「JAZZY GOLD CHAIR」発売決定! | NEWS | Calmera (カルメラ) official website

 

全国のタワーレコードビレッジバンガードを始めとしたショップや、各種ネットで発売しております!

 

いや〜やっぱりこの日を迎えられるのは本当に嬉しい。去年、8thアルバムを制作をしたときもそうだったけど、アルバムを作るのって本当に大変で。ちなみに前作は個人的にすげぇスランプだったのもあり、感動も一塩でした。

アルバムリリース!〜ワインと曲は一度寝かせると味が増す〜 - MEMOSHIN

 

 

けど、今回も当然のことながら感動。そして達成感!何より、今作はほんとに沢山の人に関わって頂きました。その多くの人達の力と想いを紡いで作った作品が、完成してこうやって世の中に出ると本当に嬉しいんです。これはモノを作ってる人やクリエイターの人は共感してくれるんじゃないかな。

 

この作品がより多くの人の手に、そして耳に届きますように!

 

本日は早朝から岡山まで移動してからのみっちりリハーサルした後に、リリースをお祝いしての鍋パーティー中!

 

今夜は自分達の子供のような作品が世に出た嬉しさを噛み締めて酔いたいと思います。

 

 

 

あー、、、、ほんと嬉しい、、、

 

 

 

てことでいつもより簡潔ですが、以上、パクシンでした!次はすいようび!

 

 

 

 

適度な酒量なんて人によって違うけどもって話

 
「酒は百薬の長と申しますが…」
 
 
先日、人生で初めて寄席に行ってきました。ずっと興味はあったけど、中々足を運べずにいた中、「昭和元禄落語心中」という漫画を見たら無性に生で落語が見たくなって、行ってまいりました。
 
 
行った時間は少し遅めでしたけれど、それでも充分に楽しめました。自分が江戸の”粋”の文化を生で楽しんでるってだけでちょっとワクワクするんですよね。空間って大事だなと改めて実感。
 
この日トリで高座に上がったのは「柳亭左龍」さんという方で、そこでお噺になったのが冒頭の言葉で始まった「試し酒」という落語でした。話のスジはご興味ある方は調べて下さい。すごく引き込まれたし、最後には大笑いしてました。いや〜なんかハマっちゃいそう。また見たいです。
 
そんなホクホクした気持ちで夜を過ごした土曜日。明けて日曜日の昨日はORESKABANDの自主企画イベントを観に渋谷Club Asiaに行って来ました。素晴らしいイベントで素晴らしいライブだったので、この土日は良いものばかり見れたなぁと思いながら電車に揺られていると、大学生(たぶん)3人が騒がしく入って来ました。
 
真ん中に一人泥酔している子がいて、その子の両側を他の二人が支えて転げないようにしていたのですが、たまたま空いていた僕の隣の席にその泥酔している子をドカンと座らせました。
 
「え。めっちゃ乱暴やん。しかもこんな泥酔してる子を周りの人(オレ)のこと考えずに、、」
 
って思ってたら、その子の友人の一人が何も言わずに消えて行きました。
 
「喧嘩でもしてるんかな。まぁあんだけ酔ってたら喧嘩しててもほっとかれへんしな〜」
 
て思ってたら、泥酔してる子が起き出して、残った一人の友達に向かってなんかワーワー喋りはじめました。
 
 
 
「名前なんていうんすかぁ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
知り合いじゃなかった!!!
 
 
うわ、知り合いじゃなかったパターンかぁ。この子が知り合いじゃないってことはさっきの子もそうなんか。じゃぁどっか行ったのも納得。てか逆に超優しいよね。でも知らないのにまだこうやって介抱してる子はもっと優しいよね。良い人やなぁ。
 
騒がしいのは嫌なんで席を移ろうと思ってたんですけど、何だか会話がおもしろそうだから残って聞くことにしました。
 
 
「いや、ほんと名前なんていうんすかぁ」
 
「川島です」
 
「川島さん!ほんとすみませんほんとすみません。」  
  
「良いですよ」
 
「川島さんほんと良い人。川島さん川島さん。絶対に忘れない!川島さん川島さん川島さん。今度絶対に奢りますから!!!」
 
「良いですよ、そんなの。家どこなんですか?駅はどこで降りるの?」
 
「いや、僕のことなんてもうほっといていいんで!!気にしないでください」
 
「いやいや良いですよ」
 
「川島さん川島さん川島さんめっちゃ良い人。川島さん川島さん川島さん。あっ僕の携帯使って勝手にLINEとか見ていいんで僕にメッセージ送ってください。」     
 
「あっはい。。」
 
「ほんと涙出てくる、、こんな良い人いるなんて。川島さん川島さん川島さん。あっ俺携帯どこやったけ。」
 
「あっ僕が持ってますよ」
 
「えー!!拾っててくれたんですか。神!マジ超神!!川島さん川島さん。絶対に忘れない。川島さん川島さん川島さん」
 
 
 
こんなんずるいわwwww
もう隣で笑い堪えるの必死。自分で携帯渡しといて「拾っててくれたんですか!」って。酔っ払いってほんと凄いね。酒は人を狂わせるなぁ。
 
そこから今までみたいなやりとりがしばらく続くんですが、事あるごとに酔っ払いくんは「川島さん川島さん川島さん絶対に忘れない。川島さん川島さん川島さん」と呟いて、必死に恩人の名前を忘れまいとするんです。それがなんかちょっと可愛く思えて来て。
ただ、時間が経つと様子がちょっと変わって来ました。
 
 
 
「川島さん川島さん川島さん。川島さん!絶対覚えない!」
 
 
 
……………
 
……
 
 
 
 
「え?」
 
 
 
いや、そらそうやわな!川島くん「え?」ってなるわな!!俺も思わず一緒に「え?」って声出そうやったもん。
でも酔っ払いの青年は自分が逆のことを言ったのに気づいたのか、訂正します。
 
 
 
 
 
「いや、違う!絶対覚えない!!」
 
 
 
 
もうやばいwwwww
今すぐお腹から声出して笑いたい。。ていうか親切で介抱してあげた酔っ払いに「絶対に名前覚えない!」って謎の宣言されるって、、川島くん不憫すぎwwww
 
そこからは頭の中で逆の言葉がもう定着されてしまったのか酔っ払い青年は
 
「川島さん川島さん川島さん。絶対に覚えない。川島さん川島さん」
 
ってブツブツと呟き続けてました。
そんな中でも彼を見捨てずに見守り続ける川島くん。あんたは漢だ!なんて良いやつ。そんな良いやつに対してこの酔っ払いは
 
「俺大丈夫なんでほんと置いてってください。もう大丈夫なんで」
 
ってフラフラしながら言うんですよ。どこが大丈夫やねんと。そして川島くんも、そんな彼を見捨てずにちゃんと側に居続けるんですよね。すると酔っ払い青年はいきなりこう言いだしたんです。
 
 
 
「川島さん。俺、トイレ行きたいっす。。」
 
 
 
いやいや、お前さっきまで放っとけって言ってたやんけ。しかもトイレって。。
 
 
「お願いします。お願いします!川島さん!もう限界なんです。トイレ行きたい。。」
 
 
呆れて物も言えぬ顔があるとしたら、僕はその表情をしていたでしょう。そして多分、川島くんも。
 
でも川島くんは優しいから「じゃぁ次の駅で行きましょうね」と、本当に次の駅でフラフラな彼の肩を支えながら電車を降りて行きました。
 
何やったんやこれ。。。。
 
めっちゃおもろかった。。。
 
ちょっと呆然としてると、彼らがいなくなった電車の中がちょっと湧いていました。
 
「え?何今の?超面白くなかった??」
 
みたいな感じで。ざわざわとクスクスで満たされた車内。
 
 
 
これ、あれや。俺知ってる。この空気感。あれや、、、
 
 
 
 
 
 
寄席や。
 
 
 
 
先ほどの二人が見せたのはオチはないものの、まさに落語みたい。酔っ払いがいかにもな馬鹿らしい酔っ払いで、介抱してあげてる人も嫌嫌ながらも人情味がある人で。この15分ぐらいの間でちょっとした面白おかしい人間ドラマを展開してた。そして何より、注目して聞いてたん俺だけじゃなかった。みんな楽しんでたみたい。まさにコンテンポラリーなリアルライブ落語劇。
 
 
あ〜何かええもん見させてもらったわ〜。でもやっぱり気になるのは酔っ払った青年が川島くんのことを覚えてるのかどうか。最後の方には「絶対覚えない!」って宣言してたけど。でも何かこの話は後日談にこそオチがついてそうな気配がプンプンするのですごく気になります。まぁ多分この人たちに出会うことはもうないんでしょうけどね。
 
 
"酒は百薬の長”とは言いますけど"万病の元”という言葉もあります。適度な酒の量なんて人によって違うとは言え、やっぱり大事なことは「酒は飲んでも飲まれるな」ということ。この教訓を今一度実演とともに教えてもらった気がするので、今度もし彼らに出会うことがあればお礼をしたいと思います。何が良いかな。そうですね。。
 
 
 
 
お礼にお酒でも一杯、ご馳走したいと思います。
 
 
 
 
以上、パクシンでした。次は水曜日!
 
 

浮くのが嫌だとかそんな簡単な話じゃないって話

圧倒的な運動不足!!!!!!!!

 

 

 

最近感じる事と言えば、そう。圧倒的な運動不足感。

 

小学生時代は家にこもってゲームをするより、友達と外に出て暗くなるまで元気に遊んでたし、中高と陸上部で、毎日嫌になる程走っていた。そんな運動少年が、何となくモテたがって大学生から文化系に転身。それから10余年。

 

 

本当に運動らしい運動というものから遠ざかっている。。。

 

 

ま、じゃあ運動すれば良いやんいう話なんですけど、運動不足解消のために走ったりウォーキングしたりするのは何だか嫌なんですよね。

 

 

 

 

だってもう走るの飽きてん。

 

 

 

 

俺、今までで普通の人の一生分は走ってると思う。

 

 

多分、メロスより走ってる。

 

 

メロスは自分の妹の結婚式と親友のセリヌンティウスの件だけで走ってるけど、俺はトータルで言ったらメロスより走ってると思う。誰かに走らされた訳でも、王様に意地悪された訳でも、人質の親友のためって訳でもないけど、毎日必死に走ってた。

 

まぁ必死度は向こうのほうが上やけどね。何てったって親友セリヌンティウスの命がかかってるから。

 

 

でもあれやけどな。メロスが必死に走ってるんって

 

 

 

 

 

 

 

 

完全に寝坊したからやけどな

 

 

 

 

 

 

ほんで、寝坊を取り返すために必死に走りすぎたから最後全裸になっちゃってるからね。

 

どういうことやねん。走りすぎて全裸って。。笑

 

意図的に脱いでいったとしか思えないの僕だけでしょうか。

 

 

 

 

ていうか言って良い?言っちゃって良い!!??この際!!

 

 

 

 

 

メロス、クズすぎ。

 

 

 

 

だって、ちょっと悪意を持ってまとめたらメロスって

 

 

考えなしに王様に説教して返り討ちにあったけど勝手に親友を身代わりにして、戻る戻ると言いながら寝坊して、最後は慌てすぎて全裸で必死に走ってるおっさん

 

 

ですからね。

 

まぁこれ以上語ると熱くなって話が長くなりそうなんでこのぐらいにしときますけど、要は僕、中高の間にこの変態男よりは走ってたと思うんです。

 

陸上競技という基礎体力を鍛えるスポーツをずっとやってたおかげで、身体能力はかなり高くなりました。球技はからきしダメでしたけどね。それぐらい走ったから、もう走りたくないんです。それなりに怪我もしたし、ここに来て古傷に蘇って欲しくないし。

 

 

そんなこんなでここ数年、何か趣味としてできる打ち込めるスポーツないかなぁって思ってたんです。

 

 

で、よく考えたらあるんですよ。やってみたいのが。それはズバリ

 

 

伝統派空手

 

 

実は中学上がってちょっとするぐらいまでやってたんですよね。地元の空手道場で。

結構頑張ってて、大会でも良いとこまで行ってたんですよ。

 

型とかもまだちょっと覚えてるし、何より素直に「やりたい!」って思える。

 

 

フットサルとかチャラチャラ言ってんじゃねぇよ!己の精神と身体を鍛える武道の道!俺はこれや!

 

 

って気持ちで、ここ最近ちょいちょい道場を探してまして。そうこうしてると、ある人のご紹介を受けて、家からほど近いところにある道場に見学に行って来ました。

 

はじめに電話でお話した時に

 

 

「見学だけにされますか?ちょっと一緒に練習してみます?」

 

 

って言われたもんですから、二つ返事で突っ込み気味に「はい!」と返しました。道着は無いけど運動着を用意して、近くのコンビニでポカリまで買うという気合いの入り用。

 

そらもうワクワクします。いつぶりだろうこの感じ。「何するのかな~。いきなり組手の体験とかってなったらどうしよう?」とか「他にどんな人いてるのかな~」とか「教える人優しかったら良いな~」とか、もうほんとワックワクで稽古場に向かいました。

 

緊張を抑えながら、元気よく「こんばんわ!失礼します!」と入った途端

 

 

 

こーーんばんわぁーー!!!!

 

 

 

と凄く元気な若いお返事が返って来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学生の集団から

 

 

 

 

 

 

 

 

うわ!このタイプか!

 

 

何で想像してなかったんやろう。そらそうやん。街の道場なら、対象は小学生やん。

 

まぁでもそこに後から大人も混じってくるんでしょうな。お仕事終わりとかに。まずは説明を聞こう。そして落ち着こう。

 

そう思い師範代の方とお話しをさせていただいた。凄く感じの良い方で、僕と話してる時も子供たちに目を光らせ、時折喝を入れてらっしゃる。うんうん。

 

そして、一通り練習スケジュールや何やかんやの話を聞かせていただきました。

 

その間にも、隣からは元気の良い「えい!」というかけ声が響いております。

 

 

・・・

 

 

たまりかねて質問をさせて頂きました。

 

 

 

「あのう。。こちらには社会人の方はあまりいらっしゃらないのですか?」

 

 

………

 

……

 

 

 

「え~あ~…はい。そうですね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりかーッッ!!!!!

 

 

 

やっぱりかー!!!!やっぱりかー!!!!!!!!

 

 

消え入りそうな返事やったけど!でもそうなのか。。すると、師範代は表情が曇り気味の僕の気を晴らそうとしてくれたのでしょうね。

 

「あっでも、ここ最近は保護者の方もやりたいという声はよく聞きますし、一緒に練習されることもたまにありますし。ほら、オリンピックで伝統派空手が正式種目になるので、これからブームも来ますよ!!」

 

 

………

 

……

 

 

 

 

 

ブーム関係ねぇぇええッッ!!!

 

 

 

 

 

今の俺にこの後から来るブーム関係ねぇぇえ!!

 

 

 

 

 

 

今!!!!

 

 

 

 

今なの!!!!!

 

 

 

 

俺にはナウがインポータントなの!!!!

 

 

 

 

この空気で俺のこと引き込もうとするん無理あるって!!

 

 

 

 

分かるやんっ!分かるやんか!見たら!

 

 

 

 

 

 

 

この俺の微妙そうな顔!!!!

 

 

 

他に俺みたいなタイプの人がいなくて「あ~それならちょっとやめとこうかな」ってハッキリは言えないけど、だからこそあの質問をあえてしてみて、予想通りの返事やった

 

 

 

って時の顔!!!!

 

 

 

 

分かるやん!!

 

 

 

いや、良いんですよ。別に本気で空手がやりたいって気持ちが強ければ、ここでやっても。でもちゃうもん想像してたんと。思ってたんとちゃうもん!!勘違いして欲しく無いのは、子供と一緒にやるのが嫌なんじゃないんです。

 

 

子供しかいない中に大人が俺一人だけなんが嫌なんです

 

 

 

だって!普通そうやん!!

 

 

想像つくよ、俺には。もしここで入会したとして、この先の練習の時の様子の絵が。

 

 

子供たちに「ねーねーお仕事何してるの?」みたいな質問から始まって、だんだんと容赦ない質問浴びせ掛けられる事とか!

 

大人とはいえ俺より下手したら年下な師範代が、子供にはいつも通り厳しく指導するけど、俺に対しては何となく気遣いが生まれて「あっ何かすんません」「いやいや、こちらこそ」みたいな空気になるのとか!

 

 

 

想像つくもん!!!

 

 

 

だからね、僕はタイミングを見計らって帰らせて頂きました。

 

 

カバンの中には、使うことのなかった運動着と飲むことのなかったポカリ。もう、帰り道はヤケポカリですわ。

 

 

リサーチ不足と自分のわがままだとはいえ、さうがにもうちょい大人が通いやすい雰囲気のとこが良いな。。ってことで、再び色々と物色しております。

自由になる曜日も時間も変動してまちまちだし、その辺も含めて自分に合いそうなところをマイペースに探して行こうと思ってます。

 

 

てことで、楽しんで運動不足解消はまだ先になりそうなんで、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

走ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、パクシンでした。次はげつようび!

皆さん良い週末を!

一般人なりに日本で一番易しく「アウフヘーベン」について書いてみた

 

2017年の流行語のノミネート30ワードの中に「アウフヘーベン」という言葉が入っている。

東京都知事の小池さんが繰り出す数々の横文字の中の一つとして話題になったということぐらいしか認識してないんですが、今日は「アウフヘーベン」って何かを真剣に考えてみようと思う。

 

 

それはもう真剣に。

 

 

 

あっ始めに言っておきます。

 

 

 

 

 

 


僕、意味全然知らないです

 

 

 

 

 


そんな状態の中で、さらに、今回はあえてツールを何も使わずに行きたいと思います。この情報社会の中で、インターネットがライフラインとして大きな存在として生活と共にある中で、僕は裸一貫で戦いを挑みます。


さて、そのアウフヘーベンとは?まずこの言葉から思いつくのは

 

 

 

 


何だか美味しそう

 

 

 

 


ということ。


凄く美味しそうな響き。そしてちょっと手が込んでそう。下準備したものを一度寝かせたり、包んだりして最終的に焼いてそう。でも煮込みのセンも捨て難い。そう思ったら、煮込みな気がしてきた。多分、たっぷりの野菜と牛肉のどこかしら特殊な部位を煮てそう。コンソメで。それもはやビーフシチューやんって話やけど、ちょっと違う。アウフヘーベンはあっさりしてる。


でもここで一つ疑問が。


小池さんが、政治のことについて記者会見で真面目に話してる時に、いきなり何かしらの洋風煮込みの話なんてするだろうか。


その言葉を彼女が使った時の文脈は全く把握していないけど、普通に考えてそんな訳はないと思う。


国政や都政のことを云々かんぬん言う場でいきなり料理の話をぶっ込んで来るとは思えないし、仮に彼女が相当料理好きだとしても、その話題になるはずがない。そんな場でいきなり料理の話ができる、エアーデストロイヤーな料理好きが日本に存在するとしたら、多分、平野レミぐらいだ。

 

 


やばい。

 

 


お手上げだ、、、

 

 


アウフヘーベンが料理じゃないとしたら、もう僕には駒がない。この言葉、文字面、語感だけで思いつくようなことはもうない、、、。いや、さっきからチラチラとブレーメンという言葉が頭にちらついているけど、そんな訳ない。絶対に。

 

真面目な会見の場で音楽隊の話題が出るはずもないし、ロバとか政治に関係無い。世の中で政治に一番関係ない言葉が「ロバ」だとさえ思えるぐらい関係無いし、犬や猫や鶏なはずもないし、何だったら横棒の「ー」と「ン」しか合ってない。文字数も違う。


これはあれや。

 

 

 

 


インターネット使お。

 

 

 


という訳で、調べてみました。その結果ですが

 

 

 

 


イマイチよう分からん

 

 

 


世の中の人だいたいそうなんじゃ無いですかねぇ。僕、いくつかサイトみましたけどあんまりよく分かんなかったですよ。流し見程度だと全然分からないと思う。

だから、これを見てる人は飲み会とかで上司の物知り風を装うおっさんがしたり顔で説明してるのを見たら話半分で聞いとけばいいです。多分、その人よく分かって無いです。ちゃんと知ってる人ももちろんいると思うけど、説明とか長くなりそうなら


「何だか美味しそうですね」

 

とか

 

「ロバとか出てきそうですね」

 


て言っておけば良いです。それに対して

 


「料理ちゃうわ!」


 

ブレーメンちゃうわ!」

 


みたいな綺麗な返しが返ってくるなら、その人はあなたが安心して着いていくべき人です。知らんけど。

 

さて、このアウフヘーベン


これは弁証法の一つで、日本語では止揚というみたいです。


ここまで知ってればもう物知りのフリはできるでしょう。「アウフヘーベンって何?」という会話になったらしたり顔で「あぁ弁証法の一つ、止揚のことだよ」って言えば良いんですから。意味の説明を求められた時にたまたまお腹が痛くなってトイレに行けば、あなたは物知りの仲間入りです。


でね。一応、意味としても必要なんでしょうけど、まぁ「ん?」ってなることがあるんで、めちゃくちゃ一般人の考えでざっくり見解というか僕なりの「アウフヘーベン」の意味を提示しますね。


要は

 

 


二つの側面あるけど、ちょうど良いええとこあるかも知らんから考えよ?

 

 


ってこと。

いや、もちろん突っ込みどころはいっぱいあるし、厳密に言うと違うとこも沢山あるんだろうけど、話題の一つとして捉えて一般人の感覚でいうとこんな感じで良くないっすか?って思います。厳密で厳格な意味とかそこまで必要としてる人多くないと思うし。ヘーゲルがどうとか、正と半とか合とか言い出すと何かしんどいし。その説明飲み会でされたらちょっと引くし。さっきの言葉をちょっとだけ詳しくすると

 


良いと思うことにも、実は悪い側面も絶対あって。だから一旦、立ち止まって考えて、メリットデメリット含めた上で、より良い結論を導き出すこと

 

 

って感じかなぁ。どうなんでしょう。これで合ってるんかな。てゆうか何回も言うけど、カスってればそれでOKって思ってるんですけどね。これだけ見ると「止揚」って言う字の意味通りに感じる。


一旦立ち止まって考えまた議題に揚げて考える!

 

 

止めて!

 

 

揚げる!!!

 

 

…なんか限りなくブラジャーくさいな。

 

 

もう「アウフヘーベン」って何?って聞かれたら

 


日本語で「止揚」って言うねん。漢字で「止めて揚げる」って書くねんけど、二つの性質ある物事をどっちかって決めずに、一旦立ち止まって考えて、さらにちょうどええ感じの結論に持ってくって感じで、まさしく「寄せて上げる」ブラジャーと一緒やな。議論において結論をBカップからCカップにするねん。

 

 って言えばいいとおもう。

 

 

 

 

 

 

 

 


ドヤァァアアア!

 

 

 

 

 

 

 

 


これでドヤァア!!!

 

 

 

 

 

 

忘年会の話題のネタに対する答えとしては充分すぎるやろ!大丈夫やろ!!正しい意味からちょっと外れててもこれで!

 

巷の女子会や職場の飲み会、ちょっとした会話で出すレベルならこれでハナマルください。僕はもう限界です。これ以上あまり考えたくないし、何だったらアウフヘーベンなんて言葉滅多に使わないです。このブログで一生に使えるアウフヘーベンの数ほとんど消費しました。もう残機3ぐらい。


てか、何だったら一番これが言いたい。

 

 

 

 


何でもかんでも横文字使うな!!!!!!

 

 

 

ちょうど仕事楽しくなってきた3年目ぐらいのサラリーマンか!


何でもかんでも横文字使うな!

 

 

 

 

アサインは予約でええやん。

 

エビデンスは証拠でええやん。

 

ドラスティックは劇的でええやん。

 

コミットするのはライザップでええやん。

 

 

このまま行くと、国民総ルー大柴化まった無しやで。。。


日本語の方が伝わりやすい言葉は日本語使っていこ?

 

あっ

 

でも、もっと良い結論があるかも知らんから、一旦あれやな。

 

 

 

 

 

 

アウフヘーベンしよか

 

 

 


ってことで、話題の言葉を僕なりに真剣に考えた上で解説してみました。以上、パクシンでした。次はきんようび!